ビーグレンイッシュ
ビーグレンイッシュ
ビーグレンイッシュ
ビーグレンイッシュ
前へ
次へ

サイト移転いたしました
最新記事はこちらからお読みください

http://www.bglen.net/tp/

新しいサイトアドレスはこちらになります。 お手数ではございますが、リンク・ブックマークの変更をよろしくお願いいたします。

アメリカの最新日焼け止め事情

だんだんと日差しが暖かくなるにつれて気になるのが紫外線。特にこの時期は紫外線の量が急増するので要注意。「お肌を老化させる要因ナンバーワン」と言われる紫外線は、シミだけでなく、シワやたるみ、くすみ、乾燥など様々な肌トラブルを引き起こします。


ブライトニングケアの意識が高い日本とは対照的に、健康的な小麦色の肌が魅力的とされるアメリカ。ところが、最近は紫外線による肌のダメージや発ガンのリスクを心配する声が増えています。


紫外線は心配だけど、小麦色の肌には憧れる?


衣装の奇抜さもさることながら、まぶたに巨大な目を描くなどメイクも驚きのレディ・ガガ。そんなヘビーなメイクなのに、何と、メイクを落とさずに毎日そのまま寝てしまうのだそうです。「肌には良くないけど、私は生まれつき肌が良いから」と。一方、肌に良いこととしては、いつも日焼け止めを化粧ポーチの中に持ち歩いているのだそうです。「私は顔を焼きたくないの。だってシワに良くないでしょ」とピープル誌で語っていました。

また、シミひとつない、真っ白な透通る肌が印象的なニコール・キッドマンは、皮膚ガンを恐れてSPF100の日焼け止めを愛用し、つばの大きな帽子をかぶり、完全防備をしていると、以前タブロイド誌が報じていました。

最近は、レディ・ガガやニコール・キッドマンのように紫外線による肌へのダメージを心配して肌を焼かない派が増えてきているようです。以前は、アメリカのドラックストアの店頭にはサンスクリーン(日焼け止め製品)よりも、サンタン(肌を黒くする日焼け製品)の方が多く並んでいましたが、最近では日焼け止め製品の方が多く見られます。

このように紫外線予防に対する意識が高くなる一方で、“小麦色の肌”への憧れもまだ健在のようです。今年のゴールデングローブ賞では、日焼けしたセレブ達の姿も多くみられましたし、ミスコンの出場者はほとんどが小麦色の肌。ですが、以前ブームとなった日焼けマシーンのように、紫外線を浴びて肌を黒くする方法ではなく、肌に特殊な色つきのローションを吹き付けるスプレータンニングという焼かない方法が主流になっています。


紫外線の影響とUVA/UVBについて


UVA(紫外線A波)は紫外線の波長が320~400nmと長いため、皮膚の奥にある真皮層まで達してコラーゲンやエラスチンを破壊して、シワやたるみを引き起こします。また、メラニン色素を大量に発生させシミを作る原因にもなります。このUVAが肌の老化を早める主犯です。そして、厄介なことに、UVAは雲や窓ガラスも通り抜けてしまうため、紫外線を浴びないように日常生活から気をつける必要があります。

UVB(紫外線B波)は紫外線の波長が280~320 nmとUVAよりも短いので真皮層までは届きませんが、エネルギーが大きいため表皮細胞が炎症を起こして赤くなったり、メラニン色素を大量に発生させて肌が黒くなったりという、「日焼け」を引き起こします。

UVBの防御率を数値化したものが「SPF」(Sun Protection Factor)です。
一方、日本の日焼け止め製品に表示されている「PA」(Protection Grade of UVA)は、UVAの防御率を記号化したものです。現在のところ、アメリカではUVAだけの防御率を表示する規制はなく、UVAとUVBともに防ぐことを表わす「ブロード・スペクトラム」(Broad Spectrum=広い波長の紫外線を防ぐ)という表示が使われています。


FDAの新しい日焼け止め規制、この夏からスタート!


紫外線予防に対する意識が高まる中、アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration。以下FDA)は昨年、市販の日焼け止め製品に対する新しい規制を発表しました。そして、33年ぶりに改定されることになったこの新規制は、ようやく今年の夏から正式に施行されることになりました。

日焼け止めの新規制

最高値は「SPF50+」
日本ではすでにSPFの最高値を「SPF 50+」と定めていますが、ようやくアメリカでも同じように規制されることになりました。
現在はSPF 100+といった表記がみられますが、どんな日焼け止めでもUVBの防御率は、SPF15で約93%、SPF30で約97%、SPF70で約99%。実際のところ、SPF30以上はSPFがその2倍、3倍と高い数値であっても防御率の効果は大きく変わりません。それなのに、SPF100+はSPF50の2倍の効果があるような誤解を与えてしまうため、今回のように最高値が定められました。


「ブロード・スペクトラム(Broad Spectrum)」表示
UVA/UVBともに同等のレベルで防止する効果をFDAが認可した製品に対して「ブロード・スペクトラム」の表示がされます。以前はUVBを防ぐSPFの数値しか表示の規制がありませんでしたが、肌老化や皮膚ガンを引き起こすUVAの予防効果の重要性が問われ、今後は全ての日焼け止め製品にはUVA/UVBともに防ぐことを表わす「ブロード・スペクトラム」という表示が必要になります。

また、「ブロード・スペクトラム」表示が認可され、なおかつSPF15以上の製品のみが肌の老化や皮膚ガンのリスクを軽減することを製品のパッケージに謳うことができます。


「サンブロック」、「オールデイ・プロテクション」、
「インスタント・プロテクション」表記の禁止

今までの日焼け止め製品には「サンブロック」という表記が多くみられましたが、今後はこの表記の使用は禁止されます。どんな日焼け止めであっても完全に日光を遮断することができないのに、それが可能なような誤解を与えてしまうからです。

また、「オールデイ・プロテクション」や「インスタント・プロテクション」という表示も同様に、実際は不可能なのに1日中日焼け止め効果が持続するような印象や、塗った瞬間から紫外線を防げるような誤解を与えてしまうため、これらの表記の使用も禁止されます。


「ウォーターレジスタンス」表示
今後は「ウォータープルーフ」や「スウェットプルーフ」という表記の使用は禁止されます。どんなに水や汗に強い日焼け止めでも、実際には水や汗に濡れると、その効果は少しずつ失われていくので、このように紫外線効果が変わらずに持続するような誤解を与えてしまう表現は禁止されます。

その代わり、水に対して抵抗力があることを表わす「ウォーターレジスタンス」という表示は認められます。しかし、その場合はFDAの検査に基づき、紫外線防止効果が持続する時間(40分又は80分)を表記する必要があります。


「Drug Facts」表示
「Drug Facts」とはアメリカで医薬品に対して表示することが義務づけられているラベルです。製品に含まれる有効成分、使用目的、使用方法、使用上の注意などが表示されています。今後は全ての日焼け止め製品に対して「Drug Facts」を表示することが義務付けられます。

また、「Drug Facts」の使用方法に「紫外線防止効果を持続させるには2時間毎に塗りなおす」ことを表記することも義務付けられます。


FDAでは、消費者がより効果的に紫外線予防ができるように、次のようなアドバイスもしています。

  •  10am~2pmは1日のうちで最も紫外線量が多い時間帯なので、
    なるべく日光を浴びないように心がける。
  •  日焼け止めだけでなく、衣服(長袖・長ズボンなど)やつばの広い防止、サングラスなどを身につけて紫外線から肌を守る。
  • 日焼け止めは2時間ごとにつけ直す。
  • 水に濡れたり、汗をかく場合は、より頻繁に日焼け止めをつけなおす。
  •  「ブロード・スペクトラム」SPF15以上の日焼け止めを使用する

過去何度も見直しが議論されましたが、30年以上も改定が見送られてきたアメリカの日焼け止め規制。今回の新規制によって、今後は消費者が正しく日焼け止めを選ぶことができるようになるだろうと期待されています。

【参考サイト】(英語)
Daily Beauty: http://www.newbeauty.com/dailybeauty/entry.aspx?id=5678
FDA Official Website: http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm258416.htm



Kayo

水野 加代  Writer

ハワイの海に魅せられ、16年間住み慣れた南カリフォルニアからホノルルへ移住。 現在はエステティシャン&ボディマッサージセラピストとして日々女性の美をサポートする傍ら フリーの美容ライターとして女性の美と幸せをサポートする情報を発信しています。

  • facebook
  • twitter
  • googleplus
  • pinterest
  • mail

    友達にメールで紹介する                          X



  • print
  • 58602217
  • 年齢は後ろ姿にあらわれる

特別ページ
バックナンバー

PAGE TOP