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今OCの女性が夢中な「クラフトビール」

クラフトビア
ビールといって何を思い浮かべますか?アメリカでは、長らくビールは「男性がスポーツ観戦をしながら飲むお酒」の象徴でした。また、アメリカのビールというと味が薄く水っぽいビールという印象が強かったのも事実です。

しかし、そんなアメリカのビール事情に今異変が起きています。その主役は「クラフトビール」。日本でいう「地ビール」「手作りビール」のような存在です。今回は、OC Weekly紙にて「OC(オレンジカウンティ)で一番の醸造所」に選ばれたThe Brueryを訪ね、マーケティング・ディレクターのベンジャミンさんにお話を伺いました。

オレンジカウンティ クラフトビア醸造所

「オーナーのパトリック・ルーはもともとロースクールに通い、法律の仕事をしていたんだけれど、学生時代から、家でビールを手作りするのが好きでした。それが高じて、4年半前に醸造所のビジネスをスタート。醸造所という意味の単語(Brewery)と、家族の苗字である(Rue)を組み合わせてと名付けたのです」


クラフトビア工場 見学

工場にてビールの出来るのを見守るベンジャミンさん。The Brueryオーナーのパトリック・ルーさんとは自家製ビール醸造愛好会で知り合ったそう。



クラフトビールの流行


最近、OCやお隣のLAではクラフトビールを扱うバーやテイスティングルームがすごく増えていますね。

「クラフトビールはOCやLA周辺だけではなくて、全米で大流行しています。The Brueryは4年半前にオープンしたけれど、今OCにあるほとんどの醸造所は、その後に出来たものだし、来年もどんどん新しい醸造所が出来るという話です。

また、クラフトビールが流行っている証拠の一つとして……オバマ氏が大統領になってから、ホワイトハウスは独自のクラフトビールを作りはじめた、というのがありますね。ホワイトハウスのビールはレシピが公開されています」


クラフトビール
クラフトビールブームの波はホワイトハウスにまで及んでいるですね。急激な人気の秘密はどこにあるのでしょうか?

「特に誰の影響だとか、きっかけを特定するのは難しいけれど、とにかく、今クラフトビールは<おしゃれなもの>として人気が急上昇しています。

ひとついえるのは、クラフトビールは<気軽に楽しめる贅沢な飲み物>だということです。

クラフトビールは、一般的なビールよりは高価だけれど、ワインや他のお酒に比べれば手ごろ。それに、ワインの味の違いはとても微妙で、理解するまで時間がかかりますが、クラフトビールの味の違いはもっとドラマティックでわかりやすいのです。そういった理由で若者の中で人気なのだと思います。

クラフトビアテイスティングルーム
どんどん新しい醸造所が出てきていますが、クラフトビール業界って皆仲良しなんですよ。お互いに作ったビールを飲みあったり、協力して新しいビールを作ったりしていいます。クラフトビールの世界がどんどん盛り上がってくれれば大歓迎です!」


「ローカル」というトレンド


OC限定の地ビール

「あとクラフトビールの人気の秘密の一つには<ローカル>というキーワードがあります。地元で作ったものをあまり遠くまで運ばずに地元で消費すると、地元のビジネスの応援にもなるし、輸送にあまり燃料を使っていないので地球にも優しいし、しかも新鮮なので味もいいのです」


OCだけで飲める地元限定のビール「LOAKAL RED」は「ローカル」をもじった命名になっています。やや苦味が強くしっかりとした風味でした。

女性におすすめのビール


The Brueryのテイスティング・ルームに訪れるのは、半数が女性だとか。これまでの「ビールといえば男性ファン」という印象とはずいぶん違います。

ビールの飲み方
The Brueryが作っている多くのビールの中で、特に女性に人気なのは「サワービア」と呼ばれるカテゴリのビールだとか。私も何種類か飲ませてもらいました。少し酸味があり、フルーツの風味もある。ワインに似ています。

クラフトビールの飲み方


味わいが一つ一つ異なるクラフトビールはワインと同じようにじっくり楽しむのがコツ。

ビールの飲み方
まず、グラスをかざして色を楽しみ、次に立ち上る芳ばしい香りを楽しむ。それからやっと味を楽しむ、というのがオススメです。

ガブガブ飲むのではなく一口ずつ味わいながら飲めば、飲み過ぎてビール腹になることも防げますね。

ビアテイスティング

The Brueryの特徴


The Brueryからは毎週驚くような材料を使った新しいビールがリリースされています。

多彩なラインナップ。一年を通じて約60種類ほどのビールがリリースされます。

多彩なラインナップ。一年を通じて約60種類ほどのビールがリリースされます。



そのユニークな材料とは……ヤマイモ、ラズベリー、イチゴ……なんと、「海苔」を使ったものまであります!!とてもビールの材料とは思えませんね。テイスティングしたところ、それぞれに個性的な味。原料の味はほどよく消えて、しっかりビールになっているのですが、甘味、苦味、酸味の組み合わせでこんなにも様々な味が生まれるのか!と驚きました。ぶどうやラズベリーを100%使って発酵させた場合は「ワイン」になりますが、やはり大麦と混ぜているので、「ビール」になるのです。

また、ビールの味を決める上で原料と並んで重要なのが「イースト」。

ビールイースト培養

試験管の中から、2週間ほどかけてビールに加えられる量になるまで育てます。



イースト作りについて語ってくれた担当のクリスティンは、発酵食品を専門に研究していたそう。

イースト作りについて語ってくれた担当のクリスティンは、発酵食品を専門に研究していたそう。



「同じ原料を使ってもこのイーストの種類によって味はまったく異なってくるの。ほとんどの醸造所は外部の工場からイーストを購入しているけれど、The Brueryでは、自社でイーストを栽培している。そんな醸造所って本当に珍しいのよ」


こだわりと自信を持って作っているのが伝わってきました。クリスティン自身クラフトビールが大好きだそうです。

まだまだこれから人気が高くなることが予想されるクラフトビール。OCにきたら、ここでしか飲めないクラフトビールをぜひ楽しんでみてください。

「これがビール?」という嬉しい驚きを感じられるはずです。

取材協力:The Bruery
717 Dunn Way Placentia, CA 92870
http://www.thebruery.com



Yui

池嶋 ゆい  Editor / Staff Writer

7年前に渡米。メディア関係の仕事を経て、現在ビーグレンイッシュのライターをしています。好きな言葉は「なせばなる」。好きな香りはベルガモット。いつまでも美しくアクティブな女性たちの秘密を求めて今日も取材に走ります!!

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