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ダイエット神話と真実

ダイエットの神話
アメリカでは、子どもの1/3が肥満に苦しむと言われ、また肥満に基づく糖尿病などが社会問題になっています。

肥満問題が深刻化する中、新しいエクササイズ方法、食事法、また減量を助けてくれるグッズなど、様々な次から次へと登場しています。また、州によっては一定以上の規模のレストランのメニューにカロリー表示が義務づけられたり、自動販売機で販売するソーダの容量制限をしたりするなど、肥満をなくすための条例や法律が出来ているほどです。

しかし、肥満をこの社会からなくすためにもっとも効果的なもの、それは「正しい知識」なのかもしれません。




今年、医学雑誌New England Journal of Medicine誌に「ダイエットについての神話・仮説・事実」という論文が発表されました。

この研究はダイエットについて一般的に常識だと思われていることの中に、過去に既に科学的に否定されているか、真実であると証明されていないものを示したものです。例えば以下のような事柄が取り上げられました。


毎日のカロリー摂取量の小さな変化が、長年に渡ると大きな変化をもたらす

これは「3500カロリーの神話」と呼ばれており<3500カロリー燃焼すると1パウンド(約450グラム)体重が落ちる>というもの。例えば、毎日500カロリーずつ減らすか運動して消費すると、7日間で1パウンド(約450グラム)ずつ痩せていくという考え方です。しかし、実際には、体型が変わることで、必要なカロリー量や運動した時に消費されるカロリー量も変わるため、この計算は当てはまりません。カロリーを少しだけ減らした生活を長期間続けても体はその変化に対応し、体重を維持するようになってしまうのです。


現実的な減量の目標を立てることが、ダイエット継続のモチベーションの維持につながる

「まずは実現できそうな目標を立てて…」というのはもっともらしく思えますが、実際には、思い切った目標を立てた方がより大きな減量を実現できるそうです。


ダイエットする人の「やる気」が、痩せる量に関係している

ダイエットを始める前の時点での「意気込み」は、結果的にどの程度痩せられるかという結果と関係がないそうです。


学校での体育の時間を増やすことで、子どもたちの肥満は改善される

アメリカでは肥満の原因の一つは、子どもたちをとりまく環境にあると言われていますが、学校教育での体育の時間は子どもたちの肥満に対してさほど影響していないそうです。むしろ、家での食事や両親のライフスタイルなど、家庭環境の方が大きなインパクトを持っているということです。


朝食を食べると肥満を防げる

幅広く信じられているこの「神話」ですが、「朝食」を食べることで肥満を防げる、というのは科学的に証明されていません。

フルーツや野菜を食事に入れると痩せる

食事内容を全く変えないままでフルーツや野菜をプラスすると、より多くカロリーを摂取することになり、結果的には増量につながる恐れがあるそうです。

この論文を主導したアリソン博士によれば、これらはダイエットについて広く信じられている「神話」のほんの一部にすぎず、他にも、ダイエットについて広く信じられている誤った情報は数多くあるそうです。

アメリカで絶大な影響力を持つ医師ドクターオズも、自らのテレビ番組で、肥満についての「神話」について繰り返し取り上げています。ドクターオズがこれまで取り上げた「神話」には以下の様なものがあります。


脂肪を食べると、太る

減量においても人間にとって必要な栄養分をしっかり摂取することはとても重要です。質のよい脂質やタンパク質、そして炭水化物もしっかり取ることは重要です。また「低脂肪」食品だからと安心してたくさん食べてしまえば、結果的には太ってしまいます。脂肪を避けすぎず、良質の脂肪を少量きちんと食べることが大事だそうです。


水やコーヒーを大量に飲むと、痩せる

ドクターオズは視聴者の46%が水やコーヒーを飲むと痩せることができると考えていることを紹介したうえで「これは間違った考えである」といっています。確かに私たちの細胞は水分を必要としていますが、体が必要としている以上の水分を取っても、それは尿として排泄されてしまうだけだそうです。


「中年太り」はしょうがない

加齢により徐々に太ってくる「中年太り」は防げることだとドクターオズはいいます。
ある程度年齢を重ねるにつれ、筋肉量は減ってきます。そして、体が一日に消費するカロリーの量も減ってきます。そこでドクターオズは、中年太りを防ぐ為に1)筋トレで失った筋肉を取り戻すこと 2)カロリーの摂取を減らすこと の2つを薦めています。




ここで紹介した「ダイエットの神話」はほんの一部にすぎません。

私も、美容や健康について普段調べている中で「野菜を取ろう」「果物を取ろう」「なるべく低脂肪のものを」など考えていましたが、それだけで安心してみてはいけないのだと改めて意識することができました。

いつのまにか信じ込んでいる「常識」はもしかしたら「神話」かもしれません。常にアンテナを張り巡らせ、自分の中の「常識」をアップデートして行きたいものですね。アメリカから毎日美容情報をお届けしているビーグレンイッシュも、そのお手伝いができれば幸いです。

【参考記事】(英語)
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMsa1208051
http://www.doctoroz.com/episode/five-diet-myths-busted
http://www.emaxhealth.com/8782/dr-oz-5-latest-diet-myths-busted


Yui

池嶋 ゆい  Editor / Staff Writer

7年前に渡米。メディア関係の仕事を経て、現在ビーグレンイッシュのライターをしています。好きな言葉は「なせばなる」。好きな香りはベルガモット。いつまでも美しくアクティブな女性たちの秘密を求めて今日も取材に走ります!!

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