ビーグレンイッシュ
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美しさを理解する美意識への姿勢

ゲティセンター美術館1

私たちビーグレンイッシュは、洗練された美しさを求める女性が、さらに輝いていくための気づきや、上質な毎日を過ごすことへのきっかけをつくりたいという願いを込め、OC(オレンジカウンティー)より情報を発信しております。同時に、女性たちが持つ「自分に磨きをかけたい」という意思や、「こんな美容情報をもっと知りたい」という前向きな意欲は、私たちが活動し続ける大切な原動力ともなっています。

「伝えよう」「知ろう」とする2者の関係。誰かが何かを伝えたいという意思表示と、それを理解し何かを得ようとする意欲態度の間には、「学び」という橋渡しが誕生します。この構図が完成することによって、初めてバランスの取れた、2者の対等な関係が成立するのではないでしょうか。

この「学び」と飽くなき「美の追求」が常に主題となっている分野、それが「芸術」の世界です。 芸術家が表現しようとするものは、彼らが持つ美への独特な価値観であり、時にはそれが標準価値を難なく超えることがあります。これが、人々の考える「芸術って難しい」という結果へ導いているのです。

ゲティセンター美術館2

美しい庭園と莫大な美術品のコレクションで知られるゲッティ・センター美術館では、歴史的な美術品を展示するだけではなく、たくさんの人々にもっと美術を知ってほしい、楽しんでほしいという思いを込め、さまざまな美術教育を実施しています。そこで、ゲッティ・センター美術館を訪れました。

ゲティセンター美術館3

ゲティセンター美術館4

この日行われていた館内での講義は、芸術の分野で絶えず大きな課題となっているテーマの一つ、「自己表現(Self Expression)」について。子供から大人までたくさんの人々がレクチャーに参加し、先生の興味深い言葉に真剣に耳を傾けています。

自分を表現するということは、音楽、文学、そして絵画の分野だけではなく、普段の生活のなかでも私たちが日々高めるべき能力といえますが、美術を通しその大切さを学ぶことができるのが今回の講義です。

デッサン

上の図は、授業の配布資料の一部。上段に並ぶ2人の女性は、下に描かれている女性とそれぞれ同じ人物で顔つきや髪型が似ていますが、どこか異なった印象を受けます。これらは違うアーティストによって制作されたデッサンで、アーティスト自身が選択し使用している紙の質感、鉛筆やチャコール(炭鉛筆)の使い方、ちょっとした曲線角度の違いすべてが、同一人物に異なるイメージを与えていると言えます。このような独自のテクニックを利用し、人物から読み取れる感情や感銘を繊細に察知し表現することも、アーティストの腕の見せどころの一つです。

さらに、モデルとなる人物が自分自身を理解し、どのようなたたずまいをすることがどのようにアーティストの目に映るのかを認識することが、そのデッサン仕上がりにも大きく影響してくるでしょう。柔らかいイメージを持った人物がモデルの場合は、鉛筆のラインも淡くやさしく、少々気難しい人物がモデルの場合は、強いタッチの重々しいデッサンに仕上がる場合も珍しくありません。

ピーター・ゾコスキー教授

今回、講師としてレクチャーを行ったのは、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で美術教授を務めるピーター・ゾコスキー教授です。ピーター教授は、美術解剖学の講師でもあり、人間の身体の構造から美しいボディデッサンまで、人体の「美」に関するプロの知識を持つ方です。

芸術から学ぶことのできる美意識や、私たちが興味を持つ美容に関する学びの構えについて、ピーター教授に意見を聞いてみました。

「私たち人間の持つ体型や性格は、十人十色です。時々、必要以上に整形や豊胸手術を行う人々を目にすることがありますが、実にもったいないと思ってしまうのです。そのような人の多くは、自分のコンプレックスをなくそうと、自分ではない誰かになろうとしているのかもしれません。鼻が大き過ぎる、背が低過ぎるなどという価値評価は、本来存在しないのです。自分の持っているものにマイナスな思考を持たず、それを自分の個性だと捉え、堂々と振舞うことができれば、その人は魅力的であると私は思います」

ピーター教授は続けます。

「また、日本人女性には一重まぶたにコンプレックスを抱く方が多いようですが、私はこれほど美しい目を今までに見たことがありません。生まれ持った美を兼ね備えているのです。外見をどのように造り変えるかばかりに集中するよりも、まずは自分自身としっかり向き合ってください。自分だけのオリジナリティーを学ぶということが、真の美しさへの第一歩ではないでしょうか」

ゲティセンター美術館7

芸術の世界には、さまざまな分野や領域が存在します。そこから異なった思想を理解し、それを認容するという考え方を学ぶ、これが私たちの呼ぶ美学という学問です。必要以上に外見に変化を求めるよりも、自分自身と上手に対話し、もともと持ち備えている美しさを受け入れることから、本当の美のへ追求がはじまるのではないでしょうか。

知りたい側の強い意志が、「学び」という形で伝える側とつながるように、私たちの自信あふれる振る舞いが、きっと周りの人をも魅了することでしょう。そんな自己表現を続けていきたいと思わせてくれる、ピーター教授の授業でした。

The J. Paul Getty Museum
http://www.getty.edu/museum/



<あなたはあなた自身でしか自分を表現できないものです>

「ロサンゼルス・アートウォーク。外見の「美」とは」でも、人の美しさの概念とアートを交差させてお話しています。


toyooka

豊岡 優希  Writer

カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校卒業。現在は、医療大学で美術解剖講師をする他、ロサンゼルスにてアーティストとして活躍中。美容の秘訣は、十分な水分補給とバランスよく食事をする事。オフィシャルウェブサイトはコチラ

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