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自分だけの内面美を磨く「ヨガ講師トレーニング」

私はヨガを初めてまだ2年で、「なんとかポーズが形になってきたかな?」というレベルの初心者なのですが、昨年の夏、友人が「ヨガ講師トレーニング」を受講したことをきっかけに、ヨガ講師の資格が取得できるプログラムがLA(ロサンゼルス)に数多くあることを知りました。さらに今年の3月、私が通うヨガ教室で、同じクラスの女性2人もトレーニングを始めたのです。約2ヶ月後、計200時間のトレーニングを終えた2人は、明らかに上達していました。その内のひとりローレンさんは、先生の補佐ができるほどになっています。短期間で人としても輝きを増したような彼女を見て、再びヨガ講師トレーニングへの興味が沸きました。

ヨガ講師トレーニングって一体どんなものなのだろう、実際に何が得られるのだろう。

そこで、ローレンさんが通ったヨガ教室「ヨガ・エンジェルズ・インターナショナル」の講師サブハドラさんに、取材を申し込みました。

ヨガ講師トレーニング講師、サブハドラさんの顔写真
満面の笑顔で私を出迎えてくれたサブハドラさんは、一目でポジティブなエネルギーが感じられる魅力的な人でした。ジャマイカ出身の彼女は1997年にヨガ講師になり、全米ヨガアライアンス認定校である「ヨガ・エンジェルズ・インターナショナル」を創設。ヨガ講師トレーニングは、2000年に開始しました。

サブハドラさんの講師トレーニングのクラスは少人数制で、普段はスタジオ・シティというLA近くの街にある教室で行われています。同じトレーニングをジャマイカとバハマでも毎年2ヶ月ずつ行っており、受講料はどこでも一律で、200時間のコースで2895ドル(約35万円)と良心的なものです。

ヨガスタジオ内の写真

体だけでなく、心にも働きかける、ヨガ講師トレーニング


「私のヨガ講師トレーニングは、集まった人たちがそれぞれのやり方で自分自身を癒す場なの。その人の心をすっきりとして、その人を癒すためのものなのよ。だから、始めからヨガの講師になることが目的で始める人ばかりではなくて、自分を癒やしたい、人生を見直したいという思いでトレーニングを始める人もいる。でも、いざヨガの素晴らしさに目覚めると、自然と、ヨガを他の人たちと分かち合いたいという気持ちになり、実際に教え出す人が多いのよ」

ヨガがただのエクササイズではないことはうっすらと認識していたものの、ヨガ講師トレーニングは、何かの資格取得の学校とは明らかに違う世界のようです。エクササイズで内面をきれいにするなんて、考えたこともありませんよね。
 
「トレーニング中は、生徒たちと天使のように空を飛び回っているような素晴らしい気分になれるの。2人でもいいけれど、3人以上でやるのが理想的ね。人が3人以上集まると、チーム力が発揮されて、一緒に成長できる。だから私も毎回、彼らと一緒に成長していると感じるの。私の祖母がよく言っていた『片方の手がもう片方の手を洗う』っていうことわざがあってね。『片手だけで洗ってみなさい、上手くできないから』って教えてくれた。講師トレーニングもそれと同じことで、お互いに助け合うことによって始めて可能になるの。人が集まって、一緒に癒し、愛し、成長することを学ぶ。それがヨガ講師トレーニングの真髄なのよ」
 
日本人のように「おばあちゃんの知恵」を生きる指針にしている彼女に、一層親しみを感じました。そして、ヨガ講師トレーニングの意義が、ただ「講師を養成するための特訓」という私の予想を覆すものだったことに、目が覚める思いでした。 

この取材後、ローレンさんにもトレーニングの感想を聞いてみました。

二人の娘と共に微笑むローレンさん

忙しい子育てで疲れた心を落ち着けるヨガ


可愛らしい双子の素敵なお母さんである彼女がヨガを始めたのは、2年半ほど前のこと。もともと、ヘルシーなレシピや食べ物を紹介するブログを書いていて、健康と美容に熱心だったローレンさん。ヨガを始めてから、その魅力にのめり込み、ヨガのない生活は考えられないほどに。そこで、講師トレーニングを受けてより深くヨガを理解し、体得したいと思ったそう。

「ほぼパーソナル・トレーニングみたいなものだったから、ジムのヨガのクラスだけでは学べない細かいところまで学ぶことができたわ。3週間ぐらい経過したところで、体が変わっているのにも気づいたの。同じポーズでも、前より深くやれるようになったわ」

その時点で体だけでなく、精神的な面でも変化を感じることができたとのこと。子育てで日々のスケジュールに追われていても、ヨガをやれば心を落ち着けることができる。日常にヨガを取り入れることにより、心の平静を感じる時間を持つことができているそうです。


「ヨガは心を開くもの。しっかりと地に足をつけて、体を広げるポーズをすることで、心まで広げることができるのよ」

トレーニング卒業前には実地で教えるテストがあり、無事合格したローレンさんは全米ヨガアライアンスの認定を手にしました。現在は彼女の自宅にホームステイをしている学生2人に教えていて、近いうちに自宅でクラスも始めたいとのことでした。

「ヨガは私の人生なの。私は毎日、ヨガを生きているのよ」

そう語るローレンさんの顔は、情熱と喜びで生き生きしていました。それは面白いことに、サブハドラさんに私が最後にした質問の答えと同じでした。

あなたにとってヨガとは、何ですか?

「ヨガは、人生よ。最大限に開かれている人生」

ヨガのポーズを取る、サブハドラさん
 とてもポジティブに輝いているサブハドラさんとローレンさんの姿に刺激されて、私は来年の夏、以前から興味があったジャマイカで講師トレーニングを受ける準備を進める決意をしました。

ヨガを習慣にしているだけでは見えてこないかもしれない、自分とより深く向き合えるヨガ講師トレーニング。自分の内面をすっきり片付けたら、外側にも新たな美しさが得られるはず。そして、その体験を通して得られる美は、その人によって違うものになるし、その人次第でどこまでも広がっていく可能性がある。資格取得という目的だけはなく、内面美を磨くための自分への特別なご褒美としても、ヨガ講師トレーニングはこれからの社会に浸透していくのではないかと思います。


suzukimiho

鈴木 美穂  Writer

洋楽専門誌編集部に勤務したあと、1999年、カリフォルニア州ロサンゼルスに移住。フリーの音楽ライターとしてライナーノーツ執筆・取材・ライブレポートなどを数多くこなす。ファーマーズマーケットで仕入れる地元の食材を使ったナチュラルな生活と音楽ライブがエネルギーの源。

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