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無謀と言われながら34歳で渡米した理由 第3回【挫折と新たな出会い編】

出会いと結婚までをあまりにも赤裸々に語ったために、それを読んだ旦那様にたいそう怒られた野口です。

さて、前回のコラムでも書いたように、1年の予定でアメリカに旅立ったはずが、渡米3日目で運命の出会い(?)をして結婚、そのままアメリカに住むことになった私達ですが……

「学生として楽しく暮らすこと」と「実際にアメリカに根を下ろして生活するということ」の違い。

異国の地で生活をすることが、いかに大変なことなのかを嫌という程思い知らされます。

ずっと、なんとかなる精神で人生を渡ってきた私ですが、これは自分自身《全く予期しなかったストレス》でした。

結婚式を終えてアメリカに戻った私は《カリフォルニアに住む夢の専業主婦♪》として新婚生活をスタートさせます。

そんな、何となくセレブっぽい言葉の響きに、日本にいる友人達は口を揃えて「羨ましいなぁ〜♡」と言ってくれました。

ですが、実際には大変なことばかり……。

こんな生活をイメージしがち

こんな生活をイメージしがち


生活の為に車を購入したのはいいけれど、車線変更(片道8車線もある)が怖くてフリーウェイに乗ることができない、だから外出をしても、決まった下道を運転してスーパーと家との往復しかできない、土地勘がないのでふらりとドライブもできない……。

ましてや私が住んでいる南カリフォルニアは車社会。東海岸と違い、鉄道網が非常に未発達であるために、基本的には車がないとどこにも行けません。

日本の首都圏と違い、気軽に電車に乗って好きな場所に出かけるということができないのです。

そんな時、何よりもツラかったのは、その頃は何でも話せる〈同世代の友人〉がいなかったということ。日本にいる時と違い、時間が空いた時や、愚痴を聞いてもらいたい時、旦那様以外に、気軽に電話をしたり、お茶やご飯をしたりできる心許せる存在がひとりもいなかったということでした。

毎日スーパーとの往復と家事以外誰とも話すこともなく過ぎていく毎日に、言葉の壁が立ちはだかり、何か行動を起こしたくてもそれを実行する勇気もない。

「せっかくアメリカにいるのだから、友達を作ろう!英語を話す機会を作ろう!」と、周囲の人達に積極的に話しかけてみても、自分の言葉が通じず、何度も聞き返されたりすることがあると、すっかり自信喪失して、話すこと恐怖感を覚えるようになってしまいました。

日本で英会話に通っている方:実際に英語圏で生活してみると、外国人の先生がいかにゆ〜〜〜っくりと聞き取り易く話してくれていたかが、よく分かると思います(笑)

これが“負のスパイラル”の始まりで、取り巻く環境の激変と自身の内面的な落ち込みから、完全な「引きこもり」になってしまったのです。

カウンセラーの人に聞くと、大きな環境の変化が引き金になって私と同じような状態になってしまう女性はとても多いそうです。

それは、自分が生まれ育ったのとは異なる文化・異なる言語で生活するときに出てきやすい症状で、そのような環境下で生じる抑圧された状態を「異文化ストレス」と呼ばれているらしい。

この異文化ストレスに対応できなくなると「引きこもり」となってしまったり、それがさらに酷くなると「うつ病」の引き金にも成りうると。

今考えると、あのままの生活を続けていたら、どうなっていたのかなぁと思ったりもします。

その時の唯一のお友達、引きこもり生活のお供はMYパソコンでした(笑)

当時の親友「デルくん」 長時間の使用で手を置く部分が黒くなり カーソルが凹んだままになっています

当時の親友「デルくん」 長時間の使用で手を置く部分が黒くなり カーソルが凹んだままになっています



家事と買い物以外の時間は、終日パソコンと向き合い、日本にいる両親や友達とスカイプをしたり、日本の情報をネットサーフィンしたりの毎日で、アメリカにいるのに、昼夜逆転の日本時間での生活。

ですが、この愛しの友(パソコン)と毎日のネットサーフィン(SNS)が、アメリカ生活において二つ目の《運命的な出会い》を引き寄せることになるのです。

今ではSNSというと、facebook、Twitter、Google+など様々なソーシャルメディアが活用されていますが、その頃(約5年前)の日本はmixi(ミクシィ)が全盛の時代でした(というかmixiしか知らなかった)。

有り余る程の時間を持て余していた私は、mixiの自分のページに「足あと」をつけてくれた人を片っ端から細かくチェックすることが日課になっていました(暗いですね〜・笑)。

その数、数百人はチェックしていたと思います。

そんななか、私のページを見に来たNY在住の女性が目に留まりました。
何故かプロフィールや参加しているコミュニティーなど、いつも以上に細かく読ませてもらいました。

彼女の参加していたコミュニティーは、数十個はあったと思います。いろいろなものに興味がある女性のようでした。

たくさんあるコミュニティーのなかで、ふと私の目に留まったのが

・セレブの美肌法

というコミュニティー。画像は水色の背景をバックに金髪の女性。

「セレブの美肌法ってどんなものか知りたいな」という美容に興味を持つ女性なら誰でも持つような気持ちで、そのコミュニティーをクリック。

そこで何よりもイチバン最初目を引いたのは、数々のコラムのタイトルではなく

「美容のコミュニティーなのに管理人が男性なの??」

ということでした。

今まで、コミュニティーの管理人なんて気にしたことはなかったのですが、この「美容なのに男性が管理人」というのが気になって仕方がなくなり、管理人となっていた男性「アレックスK」というマジシャンのような名前をクリックしてみました。

するといきなり

アレックスK



ドオーーーーーーン



なんだか超遊び人で、様々な悪事をたくさ〜ん経験していそうな男性のドアップが目に飛び込んできました。

「うっ、この写真を見ているだけでエネルギー吸い取られそうだけど、なんか気になる」

私はこの遊び人(風)写真と必死に目を合わさないようにしながら、プロフィールを読み進みます。

するとこの遊び人(風)の男性は、化粧品会社を経営していると書いてある。

渡米前の私は10年以上美容系のPRを生業としていたので、必然的にそこに添付されていた化粧品会社のサイトURLをクリックしてみました。

そこは《b.glen》という化粧品ブランドのサイトでした。

そのサイトをよく読み込んで見ると、医療技術の浸透テクノロジーを採用したスキンケア製品、クレイの洗顔料、ボディクリームなどの説明が詳しく載っており。一言で言えば

《無名ブランドだけど効きそうなスキンケア》というイメージ。

美容系PRという職業柄、製品概要を読んだ後は、会社概要が気になります。このb.glenは日本語のサイトだったので、日本のどこに本社があるのか知りたくて更にクリックを重ね読み込んでいきました。

そこで、衝撃の事実が発覚するのです!!

なんと、この会社の本社は《日本ではなくアメリカ》にあり、さらに!私が住んでいる街の隣町ハンティントンビーチにあると書いてあるではないですか!!

私は本当に驚きました。

世界は広い。mixi人口は数千万人。そんなmixiでたまたま私に足あとをつけてくれた人をクリックしたことから始まって、気になるものを辿っていったら、強烈な写真の男性が出て来て、その人が経営している会社が自分の家のすぐそばにあるなんて。

しかもここは日本ではなくアメリカ。


「こんな偶然ってあるの?」


ゾゾゾーッと鳥肌が立ったのを覚えています。

その偶然にあまりにも感動した私は、生まれてから《人生において取ったことのない大胆な行動》にでるのです。

鳥肌を立てた数分後には、写真のインパクトが強すぎて、まともに見れなかったあの《アレックスK》という男性に、なんの迷いもなくダイレクトメールを送っていました(気がついたら送ってたような感じ)。

もう残ってないだろうなと思いながら、その時のメッセージを探してみました。

何と!ありましたよ〜(改めて読み返してみると、かなり照れますなぁ(汗))

でも今回読者の方だけに特別に公開しちゃいまーす(原文そのまま)

タイトル:はじめまして

突然のメッセージ失礼します。

コミュニティーのタイトルに惹かれ参加させていただき
管理人様のプロフィールを拝見したところ、Huntington Beachに
お住まいとのことで思わずメールしてしまいました。

私はIrvineに住んでいます。
こちらに来て1年半になります。
日本では15年程、化粧品やサロン等を中心とした
美容系のPRをしていました。
渡米して、こちらで売っているUVクリームをどんなに塗っても
焼けてしまうCAの紫外線量が予想以上で、どうしたものかと悩み
基礎化粧品も含めて、肌に合う化粧品をずっと探していました 。
(今までは日本に帰った時にまとめ買いしていたので)

HPを見て、アレックスさんの会社の製品にとても興味を持ったので、今度お化粧品を購入させていただこうと思っています

もしご迷惑でなかったらマイミクもお願いしたいのですが、
よろしいでしょうか?ご検討いただければ幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

野口 奈津子


突然送るメールなので、自分が何者なのか簡単なプロフィールも添えてメールをしました。

すると、驚くほどの早朝にメールしたにも関わらず、そのわずか数十分後、彼から返信が!そのレスポンスの早さにもビックリ。

そして、アレックスKさんをネットサーフィンによって偶然に見つけた翌日、私は彼とはじめての対面を果たすのです。


アメリカで日本のSNSで気になった人をチェックしていたら

化粧品会社を経営しているという、とんでもないオーラ全開の男性を発見

何気なく会社概要を読んでいたら

その会社(人)が自分の住んでいる隣町にいることがわかり

あまりの驚きと感動で一方的にメールを送りつけ

翌日に会うことになる



どうして私がここまで驚いたのか。

その理由はこの偶然が《日本ではなくアメリカの小さな街で起こった出来事》だったからです。

そしてこの偶然の重なりが《アメリカでの2度目の運命の出会い》となっていくのです。

《続く》


natsuko

野口 奈津子  ブランドマネージャー

長年の美容系PRを経験後、34歳で突然渡米。不思議な縁がきっかけでビーグレンに入社。 4年前帰国してからビーグレンに再び復帰。現在はマーケティングとイベント・パーティ-の企画運営に携わる。 趣味は本格的に学んだ風水、世界のパワースポット巡りとクリスタル収集。 パワー不足になると日本の温泉や神社を訪ね充電しています。



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4件のコメントが “無謀と言われながら34歳で渡米した理由 第3回【挫折と新たな出会い編】”に入っています。
  • 投稿者: 十留

    「エネルギーが吸い取られそう」の発言には、クスッと笑わせて頂きました(←失礼ですね。すみません)

    私も社長さんのお写真を見た際は、アグレッシブな方の印象を受けました!!

    P.S. 旦那さんに怒られるほど詳細に書いて頂けて私は面白、、、いえ、参考になりましたヨ★

  • 投稿者: Natsuko

    十留さま

    いつもコメントありがとうございます♪

    コラムではまだ謎の存在であるアレックスKさん、
    実物はもっと吸い取られそうです(笑)

    常にエネルギーがみなぎっているんですよね。
    そのパワーに負けないよう必死です☆

    続きを楽しみにしていただく方が本当に増えて嬉しい限りなのですが、同時に面白くしなくてはというプレッシャーも襲ってきます(汗)

    ここまで赤裸々に書いたので、もう全てをさらけ出すような気持ちで続きも書いていきたいと思います〜^^

  • 投稿者: 田中

    カナダのある街に住んでいる田中と申します
    「異国の地で生活をすることが、いかに大変なことなのかを嫌という程思い知らされます」という野口さんのお気持ちがよくわかります。 
    確かに車は必要と感じますし文化の違いや言語の違いで話すことへの恐怖も感じたりします 泣
    自分も唯一パソコンだけが友達です(笑)

  • 投稿者: 野口 奈津子

    田中さま

    コメントありがとうございます。

    田中さまはカナダに住んでいらっしゃるんですね。

    きっとネットサーフィンをしていてこのエッセイを
    見つけてくださったんですよね(*^^*)

    田中さまも私と同じご苦労をされているとお察しします。

    海外生活を初めて少し経つと、私達のように何をするにも怖くて
    億劫になってしまう人はたくさんいるそうです。

    ですが、今はパソコンとお友達になられていても、
    少しでも勇気を持って外にでたり、行動を起こして
    みてください。

    そんな小さな勇気が大切な出会いや大きなチャンスに
    巡り会うきっかけになったりするのです♪

    カナダいいですね〜!羨ましいです。
    私もいつか行ってみたいと思っています。

    カナダに住むことができるなんて、経験したくても
    できない人がたくさんいると思います。

    田中さまもカナダという素晴らしい土地とのご縁に感謝して、
    大自然、美味しい食材、美しい言葉etc..この場所でしか体験できない
    たくさんの物事に触れて素晴らしい経験を重ねてくださいね!

    応援しています☆

    野口 奈津子

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