アンチエイジングの鍵!成長ホルモンの分泌を増やす3つのポイント

日々の努力もむなしく、年齢と共にジワジワと現れる老化。シミ、しわ、たるみに加え、ボディラインの崩れや体力の衰え、白髪なども気になりはじめ、アンチエイジングに限界を感じていた昨今ですが、見た目年齢を10歳~20歳巻き戻すことが可能になりそうなうれしいニュースを見つけたので、皆さんにご紹介したいと思います。

ここ数年、アンチエイジングの救世主として注目されているのが「成長ホルモン」。成長ホルモンが、成長期の子どもにだけ必要だと思ったら大間違い。脳の下垂体から分泌される成長ホルモンには、骨や筋肉を丈夫にしたり、代謝を活発にしたり、臓器を修復・再生する働きがあるそうです。若さと健康を保つ上で大変重要なホルモンなのですね。その働きから「アンチエイジングホルモン」と言われることもあります。しかし、残念なことに20代前後から徐々に成長ホルモンの分泌量は減り、中年期には85%も減少してしまうのだそう。成長ホルモンが少なくなると、代謝が低下して太りやすくなる、肌細胞の修復・再生が遅くなりシミ、しわ、たるみなどの肌老化が進む、筋肉量が落ちて疲れやすくなるなど、様々な体の老化現象が現れます。

永遠の若さを追求するハリウッドセレブたちの間では、化学的に合成した成長ホルモンを定期的に注射するアンチエイジング法が数年前から人気のようですが、自然に成長ホルモンの分泌を増やす方法があるそうです。その重要なポイントとなるのが、①筋トレ、②質の良い睡眠、③アミノ酸です。

①筋トレ

筋トレや加圧トレーニングなど、筋肉に重い負荷をかける運動をすると、乳酸が発生して成長ホルモンが多量に分泌されるそうです。スロースクワットは、軽い負荷でも同様の効果が期待できて自宅で気軽にできる筋トレなので、ジム通いや筋トレが苦手な方にお勧めです。

<スロースクワット方法>
  • 1. 肩幅と同じくらいに足を開いて真っ直ぐに立ち、5秒かけてゆっくりとひざを曲げる。
  • 2. 5秒かけてゆっくり元に戻る。この時ひざを真っ直ぐに伸ばさないようにする。
  • 3. これを1日5回から10回行う。

②質の良い睡眠

成長ホルモンは、入眠後のノンレム睡眠時(体も脳も休む深い眠り)の1時間に多量に分泌されるので、深い眠りにつける環境を整えることが大切です。

  • 部屋を真っ暗にする
  • 空腹の状態で寝る(眠りにつく3時間前までには食事を済ませる)
  • 就寝前に軽いストレッチや入浴をして体を温める
  • 血糖値を上げない(精製飲料、スナック菓子、甘い物は控える)
  • 午後はカフェインを摂らない
  • 就寝前はアロマオイル(バレリアン、ラベンダーなど)を利用したり、好きな音楽を聞いたりしてストレスを和らげる
  • 就寝1時間前はパソコン、携帯、テレビを切る
  • 朝日を浴びる

③アミノ酸

成長ホルモンはタンパク質なので、その素となるアミノ酸を摂ることが大切です。特にグリシン、オルニチン、アルギニン、リジンなど4種類のアミノ酸が成長ホルモンの分泌を増やすのだそうです。これらのアミノ酸が豊富な食品は、卵、肉(牛肉、鶏肉、豚肉)、魚介類、大豆、チーズ、ナッツ類など。
食品から摂るのが難しい場合は、これら4種類のアミノ酸が入ったサプリメントを利用するのも良さそうです。
また、卵、大豆、魚介類、ナッツ類に多く含まれるアミノ酸のGABAはストレスを和らげる働きがあり、成長ホルモンの分泌を促す作用もあるそうです。

年齢と共に減少していく成長ホルモンをこのような自然な方法で増やすことができるなら、見た目年齢を巻き戻すことができそうですね。

参考

Natural Growth Hormone Boosters
http://www.doctoroz.com/article/natural-growth-hormone-boosters

この記事を書いたライター

Writer

ハワイの海に魅せられ、16年間住み慣れた南カリフォルニアからホノルルへ移住。 現在はエステティシャン&ボディマッサージセラピストとして日々女性の美をサポートする傍らフリーの美容ライターとして女性の美と幸せをサポートする情報を発信しています。

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