メガネ美人メイクでメガネの似合うおしゃれ女子に!

今やファッションの一部として楽しめるメガネ。でも、メガネをかけるとき、メガネをかけていないときと同じメイクをしていませんか?実は、メガネのフレームやレンズの種類によって目元の印象はかなり変わるので、似合うメイクも異なります。また、メガネをすると、目頭やこめかみなどのファンデーションの崩れが気になるという声も耳にします。そこで今回は、メガネをかけるときにぴったりのアイメイクから、ベースメイクやチークなど全体的なメイクまでのポイントをご紹介します。

 

1. メガネをかけているときのアイメイクの基本

まずは、メガネをつけたときに最も目立つ目元のメイク方法の基本をご紹介します。大きく分けるとフレームのありなしで目元の印象が変わるので、それに合わせてメイク方法も変えましょう。

メガネのときのアイブロウ

フレームあり

メガネそのものが目立つので、眉毛は淡い色と濃さのラインで仕上げるとバランスがよくまとまります。ライトブラウンやゴールドのアイブロウペンシルやパウダーを使うと、ふんわりした仕上がりになります。また、眉の角度もフレームの形に合わせて描いてください。

フレームなし

フレームありと比べると、目元のインパクトが強くないので、眉をふんわり仕上げると目元がぼやけて見えてしまいがちです。この場合は眉をはっきり描いて、顔にメリハリを出しましょう。ダークブラウンやブラックのアイブロウペンシルやジェルなどを使うと描きやすいです。

メガネ美人メイクでメガネの似合うおしゃれ女子に!

メガネのときのアイシャドウ、アイライン、マスカラ

メガネをしていない状態と比べると、目元が目立つだけでなく、フレームがあるメガネにはカラーバリエーションもあります。そのため基本的にアイメイクは派手にし過ぎずベーシックにまとめるのが無難。特にアイシャドウは、ベージュ系、ブラウン系、ゴールド系など肌色に近いシンプルな色を選びましょう。

度が入っているメガネは、レンズの種類(近視・遠視)によって周りからは目が大きく見えたり、小さく見えたりすることがあります。そのことを考えながら、アイメイクをする必要があります。また、アイメイクにおいてマスカラは欠かせません。しかし、レンズにマスカラが付く、まつ毛が当たるといった問題もあるので、長さではなくボリューム感を重視するといいでしょう。

それでは、レンズの種類と、フレームのあり・なしで異なるアイメイクのポイントをそれぞれ見ていきましょう。

2. 近視レンズのメガネをかけるときのアイメイク

近視用のレンズは目が小さく見えるので、できるだけ目を大きくぱっちり見せたいところです。フレームありなしで、メイクの濃さをさりげなく変えるのがポイント。アイシャドウは、同系色の2、3種類の濃さがセットになったパレットを一つ持っていると便利です。

フレームあり

<アイシャドウ>

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パレットの薄い色をまぶた全体のベースカラーにして、一番濃い色を上まぶたの1/3を目安にのせてぼかします。※分かりやすいように、右側のみメイクをしています。以下の画像も同様なので、参考にしてください。

<アイライン>

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上まぶたのきわ全体と、下まぶたの目尻から1/3ほどの長さに、細めに描きます。リキッドやジェルのアイライナーで、色は濃いブラウンやブラックを使うとはっきりしたラインを引くことができます。

<マスカラ>

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まつ毛の根元にはしっかりと、毛先には軽めに一度塗りをしてナチュラルに仕上げます。

フレームなし

<アイシャドウ>

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レンズの関係で目が小さく見える上に、フレームがないメガネだとさらに目の印象が薄くなりがち。パレットの薄い色をまぶた全体のベースカラーにして、パレットの一番濃い色を上まぶたの1/2を目安にのせてぼかします。

<アイライン>

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上まぶたのきわ全体と、下まぶたの目尻から1/3ほどの長さに、太めに描きます。こちらも、リキッドやジェルのアイライナーで、色は濃いブラウンやブラックを使うのがおすすめです。

<マスカラ>

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まつ毛の全体に二度塗りして、さらに根元にもう一度しっかり塗ります。ウォータープルーフのマスカラをつけると、カールが長持ちするのでおすすめです。

3. 遠視レンズのメガネをかけるときのアイメイク

遠視レンズは、近視レンズとは対照的に、目が大きく腫れぼったく見えがちです。そこに濃いアイメイクをすると、さらに目元が重く強調されてしまいます。そのため、アイメイクはできるだけ薄くナチュラルに仕上げるといいでしょう。

フレームあり

<アイシャドウ>

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パレットの薄い色をまぶた全体のベースカラーにして、濃い色を目のきわに細くのせます。肌色に馴染みやすいベージュ系やブラウン系に加えて、例外的にバイオレットやネイビーなど寒色系のアイシャドウを使うのも、目元をすっきり見せられる方法です。

<アイライン>

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上まぶたのみ、細めに描きます。ペンシルのアイライナーで、色は淡いブラウンを使うと、ナチュラルなラインを引けます。

<マスカラ>

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まつ毛の根元にのみ一度塗りして、ナチュラルながらカールをしっかり保ちます。

フレームなし

<アイシャドウ>

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フレームありのメガネに比べると目元のインパクトは薄くなるので、パレットの濃い色を少しだけ太めにのせます。上まぶたの1/3程度が目安。

<アイライン>

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上まぶたのきわ全体と、下まぶたの目尻から1/3ほどの長さに、細めに描きます。リキッドやジェルのアイライナーで、色は淡いブラウンを使うと、ナチュラルかつパッチリとした目元になります。

<マスカラ>

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まつ毛の根元にはしっかりと、毛先には軽めに一度塗りします。

4. メガネでよれないファンデーションのポイント

メガネをかけていると、ノーズパッドや耳にかけるアームの部分など、顔に接する箇所のファンデーションが崩れがち、という方も多いようです。そこで、気になる箇所のメイクだけを以下のように変えると、化粧崩れを最小限に抑えることができます。

・ファンデーションを薄くつける:

ファンデーションが薄ければ薄いほど、化粧崩れも少なくてすみます。顔の他の部分よりも、薄くつけましょう。

・固めのコンシーラーをつける:

例えば、メガネをとる機会があるなど、部分的にファンデーションが薄いのは困る、という場合は、ファンデーションの上から部分的に固めのコンシーラーをつけるのがおすすめです。指でトントンと叩くようにしっかりなじませて、その部分だけ浮かないようにしましょう。

・フェイスパウダーで仕上げる:

これは顔全体にもいえることですが、ファンデーションをつけた後には、フェイスパウダーをつけるといいでしょう。皮脂が抑えられるので、メイクが浮きにくく、化粧崩れを防ぐことができます。気になる部分のみ多めにつけてもいいですね。

5. メガネをかけているときのチーク&リップの基本

メガネに合うメイクとは一見関係ないように思えるリップとチーク。実は、メガネ美人を目指すには無視できないポイントです。メガネと顔全体のバランスを見ながらメイクしましょう。

メガネをかけているときのチーク

基本的に頬の高い部分に入れるチークは、メガネの形によってはフレームと重なって化粧崩れの原因になります。その場合は、フレームと重ならないように少し頬の下につけるのがポイントです。

また、メガネのフレームが赤やピンクの場合は、それに似た色のチークをつけないようにしましょう。フレームの色とチークの色が合い過ぎて、顔全体が赤っぽく見えてしまいます。代わりに、ブラウン系のシェーディングや、無色で肌にツヤ感だけを足すハイライトを使うなどして、ナチュラルかつ上品な頬に仕上げましょう。

メガネをかけているときのリップ

メガネをかけていると、かけていないときに比べて目元が目立つため、アイメイクはベージュ系、ブラウン系など肌色に馴染むプレーンな色のアイシャドウを使ってまとめるのが基本でした。しかし、リップは目元から離れていますし、必ずしもシンプルに抑える必要はありません。ベージュやピンクなどのヌードカラーを使えば顔全体がシンプルな印象に、レッドやオレンジなどインパクトあるカラーを使えば、華やかな印象になります。続いてご紹介する、フレーム別のメガネメイクのポイントを参考に、メガネの色やデザインによってうまく使い分けてみてください。

6. 度なしレンズ・フレーム別メガネメイクのポイント

一昔前に比べて、最近ではレンズに度の入っていないメガネを完全にアクセサリーとしてかけている方も増えてきているようです。それに伴って、さまざまなデザインのフレームのメガネが巷に溢れています。ここでは、そんなフレームデザインに合わせたメガネメイクのポイントをご紹介します。

参考にしたのは、アイウエアのレーベルも展開するコスメブランド、ボビィ・ブラウンが提案するメイク方法と、多くのセレブリティを手がけるメイクアップアーティスト、モアニ・リーさんのテクニックです。

度の入ったレンズのメガネとは異なり、目が実際より大きく見えたり小さく見えたりするのを気にする必要はありません。しかし、メガネそのものが目立つのは同じ。しかも、フレームデザインによってどのくらい目立つかが変わってくるので、それに合わせてメイクも変えるとよいでしょう。

ワイヤーフレーム

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華奢なワイヤーフレームには、全体的にナチュラルなメイクアップがぴったり。とはいえ、メガネ越しに魅力的な目元を演出するために、丁寧に作りこんだアイメイクが必須です。

<アイシャドウ>

・華奢なフレームに浮かないよう、派手なラメ入りやパール感のあるものは避けます。

・代わりに、自分の肌色に近いトーンのヌードカラーをまぶた全体にまんべんなくつけます。

・それより暗いダークブラウンやカーキなどのスモーキーな色味のアイシャドウをまつ毛のきわにのせて、ベースカラーに少し馴染ませます。

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<アイライン、マスカラ>

・ジェルやリキッドなど、くっきり描けるアイライナーを使って、まつ毛のきわぎりぎりのところに細くラインを引きます。

・マスカラは一度塗り。まつ毛の根元から撫で上げるようにさっとつけて、ナチュラルに仕上げます。

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<チーク、リップ>

・ワイヤーフレームは細くて化粧崩れもしにくいので、他のフレームのメガネとは異なり、チークカラーは頬の高いところから耳の上あたりまで入れても大丈夫です。ただし、フレームが華奢なだけに、濃い色のチークカラーより、ペールピンクのような落ち着いた色味のものの方が馴染みます。

・リップカラーは、主張し過ぎないベージュやペールピンクなどヌードカラーのものをつける程度に止めましょう。

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カラーフレーム

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インパクトの強いカラーフレームに負けないよう目元はパッチリと見せつつも、派手になり過ぎないアイメイクをするとバランスよくまとまります。

<アイシャドウ>

・目元が派手になり過ぎないよう、ラメ入りやパール感のあるものは避けます。

・代わりに、自分の肌色に近いトーンのヌードカラーをベースのカラーにして、それをまぶた全体と眉の下までややひろめの範囲にまんべんなくつけます。

・それより暗いトーンのブラウン系のアイシャドウをまぶた全体にのせて、ベースのカラーとなじませます。

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<アイライン、マスカラ>

・アイラインは、フレームの太さにあわせて太くするのがポイント。太いフレームの場合は、まぶただけでなく目の下にアイライナーを引いて、さらに目元を強調してもよいでしょう。

・マスカラは、まつ毛の根元から上にむかってジグザグにたっぷり塗ってボリュームを出し、より華やかな目元に仕上げます

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<チーク、リップ>

・フレームの色が黒や茶などの暗めの色であれば、赤系やオレンジ系など明るめのチークやリップカラーを選ぶと、顔全体がパッと明るい雰囲気になります

・フレームの色が赤やピンクなど、明るい色の場合は、チークとリップカラーはヌードカラーをつけると、まとまりが良くなります。

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キャットアイフレーム

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シャープな印象を与えるキャットアイフレームには、メイクもキャットアイ風にするのが最も合います。ただし、ラインを太くしたり、ジェルやリキッドのアイライナーを使って濃くしたりすると、一昔前のピンナップガールのようなメイクに見えてしまうので要注意です。

<アイライン>

細くナチュラルなラインづくりが、キャットアイの最大のポイントです。黒かダークブラウンのアイライナーペンシルで、目頭~目尻に向かってまつ毛のきわを埋めるようにラインを引いていきます。目尻にたどり着いたら、そこから5ミリくらいラインを長く上向きに延長すれば完成です。

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<マスカラ>

マスカラは、まつ毛の根元から撫で上げるように二度塗りして程よくボリュームを出します。

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<アイシャドウ、チーク、リップ>

アイラインが主役なので、それ以外のメイクはナチュラルなヌードカラーでまとめましょう。

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べっこうフレーム

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かけるだけでグッドガールな雰囲気になるべっこうフレームですが、反面、ただ地味な印象にもなりかねません。ここはメイクで華やかさを足せば、おしゃれ度がアップします。

<アイシャドウ>

まばらな柄が入ったべっこうフレームにあわせるアイメイクは、カラフルよりもナチュラルな色味がなじみます。ヌードカラーのアイシャドウをまぶた全体につけて、まつ毛のきわにダークカラーをのせます。

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<アイライン>

ジェルかリキッドのアイライナーで細くラインを引きます。さらに、目元の印象を少し強くするために目の下にも細くアイラインを引くのがおすすめ。目じりの部分には、ジェルやリキッドよりソフトに描けるペンシルのアイライナーでVの字を描くと、目の上と下のアイラインが自然につながります

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<チーク、リップ>

チークにはツヤ感のあるハイライトを使って、さりげなく輝きを加えましょう。頬骨の一番高いところよりも少し上の、目尻の下あたりに入れてください。リップカラーは、ヌードカラーを選ぶと地味にまとまってしまうので、レッドやオレンジなど、明るくはっきりした色合いのものをつけましょう。

メガネ美人メイクでメガネの似合うおしゃれ女子に!

いかがでしたでしょうか?つけるメガネのフレームやレンズによって、顔の印象はかなり異なります。ですので、それに合わせて華やかさをうまく足し引きするのが、メガネメイクの最大のポイントです。

つい毎日同じになりがちなメイクですが、メガネをするときとしないとき、どんなタイプのメガネをするかによって、いつもと違うメイクを楽しんでみてください。

この記事を書いたライター

Writer

東京・LAでの出版社勤務ののち、フリーランスのライターに。中米コスタリカの常夏ビーチリゾート地でのスペイン語学習+バケーション+時々仕事の生活を経て、再びLAにて活動中。屋外ワークアウトが最近のお気に入り。ハイキングや公園&ビーチヨガをリフレッシュと体型維持のために続けています。

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