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10月は「ピンクリボン月間」とも呼ばれ、毎年、世界各地でさまざまな「ピンクリボン活動」のイベントが企画されています。日本でもここ数年、各地のNPO団体による活動が盛んになり始め、認知されるようになってきたかと思います。

そもそも1980年代ごろ、アメリカの小さな町からスタートしたといわれているピンクリボン活動。1993年には、10月の第3金曜日(今年は10月17日)が「ナショナルマンモグラフィデー」に制定されるなど、アメリカでは国を挙げて乳がんによる死亡率を減らそうと、さまざまな活動が各地で行われています。

そんななか、先日OC(オレンジカウンティー)で行われたピンクリボン団体主催の5キロマラソンイベントに、ビーグレン・アメリカオフィスのスタッフがチームとして参加してきました。

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ビーグレンチームは、午前7時15分スタートの最初のレースに参加。この日はそのほかに8時、9時45分と、合わせて3つのランニング/ウォーキングレースが行われたなか、参加者は小さな子どもから大人まで、およそ2万人以上の人が集まったということです。女性だけでなく、男性の姿も多数見受けられ、家族や仲間で支え合うことの大切さのメッセージが、このようなところからも伝わってきます。

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参加者もサポーターとして沿道で見守る人たちも皆、身に着けているものは、この活動のシンボルカラーであるピンク色。私たちビーグレンスタッフも、ネイルのデザインをピンクリボン仕様にしたり、皆でお揃いのビーグレン・ペンダントを着けたりして走りました。Tシャツやキャップなどでコース全体がピンク色に染まり、一体感に包まれているような雰囲気を感じました。

OCの地元学生チアリーダーも、応援に駆け付けてくれています

OCの地元学生チアリーダーも、応援に駆け付けてくれています

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アメリカ軍のチームもこの活動に賛同し、レースに参加。掛け声をかけながら歩調を揃える「カデンツ(Cadence)」で、乱れることなく5キロのコースを走り抜けていきました。ビーグレンチームの参加者11人は、それぞれ自分のペースで30分から1時間かけ、全員が5キロを完走しました。

このレースの目的は、競争ではなく参加すること。そして、自分、または身近な人が乳がんになって初めて意識するのではなく、自分ごととして捉え、検診を受けるという行動に移すこと、その重要性を伝えていくことに意義があります。

まだ陽が昇る前の暗いうちから早起きをして参加したイベントでは、皆でひとつになって行動を起こすことの達成感を味わい、母娘、家族、友人など、たくさんの形の愛情と笑顔に包まれた光景を目にすることができた、とても価値のある一日となりました。

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アメリカでは現在、女性の8人に一人が乳がんになると言われています。そんな乳がん先進国のアメリカですが、これらのピンクリボン活動のおかげで、乳がん検診の受診率が上がるだけでなく、治療法も向上し、乳がんによる死亡率は低下し始めています。

日本では昨年、14人に一人というデータが発表されていますが、その数値は増加傾向を辿っています。さらに、乳がん検診の受診率は、アメリカの80%に対し25%前後と、日本は大変低い状況にあります。乳がんは、早期に発見し、適切な治療を受けることにより、多くの命を救うことができるがんです。ですので、受診率の向上を目指すことが何よりも重要なのです。

ビーグレンも、ビーグレンの大切なお客さまや、お客さまにとっての大切な人が、いつまでも美しく健康で、そして笑顔でいてくれることが、すべての人たちのハッピーな気持ちにつながるという思いからピンクリボン活動を行っています。

ピンクリボンとは、乳がんの正しい知識を深め、乳がん検診の早期受診の重要性を広めることを目的とした活動のシンボルマーク。その「気づき」と行動への「きっかけ」である世界共通言語のピンクリボンを、私たちビーグレンのできる形で、これからもずっと伝えていきたいと考えています。

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