“きっと、奇跡は起こる” ビーグレンが支援する「児童養護施設」「母子生活支援施設」とは?
現在、長引くコロナ禍により、多くの人が未だ厳しい状況に置かれています。ビーグレンは昨年から続けている支援活動の中で、特に「児童養護施設」や「母子生活支援施設」で暮らす子どもたちへのサポートが、まだまだ必要だと感じています。本来子どもたちは集団生活をしながら、さまざまな体験や学習を通じて大人になる準備をしています。しかし、このコロナ禍でその機会を失った状態が今なお続いているのです。各施設のインターネットなどの教育環境や、社会体験による子どもたちの充足感の欠如など、いくつもの課題が浮き彫りになっています。
ビーグレンでは、昨年のチャリティーセールでの「母子生活支援施設」のサポートに加え、今年は「児童養護施設」への支援もさせていただくことになりました。その一環として、今年もチャリティーセールを2021年10/26(火)〜10/28(木)まで開催。ビーグレン製品を全品20%オフで販売し、その利益を全額、寄付いたします。
セール利益は 共同募金会を通じてオンライン学習環境の整備や自立に向けた社会体験学習、 文化・スポーツ活動の充実など、不安定な環境下で困窮している子どもたちの支援に活用されます。
寄付先の「児童養護施設」や「母子生活支援施設」がどのような場所なのか、ここで改めてご紹介します。連日続くコロナ報道、その陰で苦しむ子どもたちの実情に目を向けることは、支援の大きな一歩ではないでしょうか?
「児童養護施設」とは?
児童養護施設は、「保護者のいない児童、虐待されている児童、その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養育し、あわせてその自立を支援することを目的とする施設とする」と「児童福祉法」で規定されています。
施設への具体的な入所理由はさまざまですが、いくつかの事例をご紹介します。
●災害や事故などにより両親または保護者が不在となった子どもたち
●親の離婚や病気などにより、家族と一緒に暮らせない子どもたち
●養育されるべき保護者からの虐待を受け、心に深い傷を負っている子どもたち
●養育の知識不足や親の育児ストレスなどの事情により、家庭で養育ができない子どもたち
いずれも子ども自身の理由ではなく、コロナや災害、大人側の事情による入所がほとんどです。児童養護施設では、家庭に替わる子どもたちの家であり、施設から学校へ通学するとともに、余暇や趣味の活動をはじめ四季折々の行事や子ども会など地域のさまざまな活動に参加しています。できる限り家庭に近い落ちついた雰囲気づくりを大切に、子どもたちが健全に成長し、社会的に自立するための支援がなされているのです。
今回のチャリティーセールでは、神奈川県にある全32箇所の児童養護施設に寄付される予定です。
母子生活支援施設とは?
一方で、「母子生活支援施設」とは、どのような場所なのか、「社会福祉法人久良岐母子福祉会 母子生活支援施設くらき」様にお伺いしています。
どのような施設ですか?他の施設との違いは?
「児童福祉施設にはいくつも種類がありますが、その中で唯一、母子が一緒に生活できる施設のことです。具体的には、配偶者のいない女性とその子どもを受け入れて、自立に向けた生活と養育を支援しています」
どのような人が、どんな暮らしをしている?
「子どもの養育が困難な母子家庭のお母さんと、18歳未満の子どもが一緒に入所して、施設スタッフとともに自立(自律)を目指しています。居室は、施設によって違いはありますが、プライバシーが守られた1K〜2LDKの独立型。親子で過ごす時間を大切にした行事やイベントを行ったり、スタッフが悩みの相談に乗って身近でサポートしたりしながら、生活しています。そして、母親の就労先が決まれば、自立に向けた生活リズムを整えていきます」
子どもたちのケア
「基本的に、小学生以上の子どもたちは地元の学校に通学しています。下校後は、施設内の学童保育で勉強や宿題、遊びをスタッフと共に行います。また、生活力向上のための支援や、地域の子ども会との連携を図っています。さらに、中高生においては、地域の方々のご協力も得ながら学習支援も行っています。ほかにも、定期的な身体測定をしたり、月1~2回は親子で一緒に遊べるイベントを催したりしています」
母子生活施設、これからの課題
「地域と連携して、ひとり親世帯(母子家庭・父子家庭問わず)の支援をすること。また、学習支援の充実を図りつつ、高校進学、さらには資格取得のための専門学校や、大学進学も目指します。そして、社会的な自立に繋がる学習支援や、ボランティアの確保も課題の一つです。何よりも、子どもたちが自分らしく生きていける支援、つまり知識、技術、思考力、判断力、表現力、社会性を通じた、“生きる力”の支援に、これからも取り組んでいきます」
子どもたちの明るい未来のために
ビーグレンはスキンケアにとどまらず、社会貢献を通じて、幸せを届けるブランドでありたいと考えています。その一つがここでご紹介した、さまざまな事情を抱える子どもたちやお母様の未来を支援する団体へのサポートです。特に、未来のある子どもたちを応援することは、私たちの明るい未来に繋がると信じています。
ご賛同いただける方はぜひ、このチャリティセールへご参加いただけたら幸いです。いつものスキンケア製品のご注文が、より特別な意味を持ち、笑顔と幸せの連鎖に繋がります。また、今回のチャリティーは、ビーグレンがこれからも継続していく支援活動の一部です。今後も、皆様とご一緒にさまざまな活動を行いたいと思いますので、ぜひご参加いただけば幸いです。
今回のチャリティーセールでは、以下9施設に寄付がされる予定です。
◇社会福祉法人諸岳会
◇社会福祉法人礼拝会
◇社会福祉法人たすけあいゆい
◇社会福祉法人和枝福祉会
◇社会福祉法人恩賜財団神奈川県同胞援護会(2施設運営)
◇社会福祉法人久良岐母子福祉会
◇社会福祉法人真生会
◇社会福祉法人カメリア会
【チャリティーセールの概要】
●期間:2021年10月26日(火)〜10月28日(木)
●対象:全品※20%OFF、ボーナスポイント還元
※7dayスペシャルセット、奇跡の集中ケアセットは除く
●チャリティー内容:お客様のご注文による利益を全額、「児童養護施設」と「母子生活支援施設」に寄付
取材協力
社会福祉法人久良岐母子福祉会 母子生活支援施設くらき
https://www.kuraki-boshi.or.jp/m-and-c/gyoji.cgi