腸内環境を整え、エイジングに対抗するトマト料理「カチャトーラ」

「カチャトーラ」は、イタリア語で「猟師風の」という意味を持つ鶏肉のトマト煮のこと。本場イタリアでは鶏だけでなく、ウサギや羊肉でも作られるそうです。一見材料は多めですが、作り方は焼いて煮込む、とてもシンプルなもの。

栄養面も、鶏肉のタンパク質とトマトのリコピン、キノコの食物繊維とバランスがとてもよく、腸内環境を整えてくれるので、美肌効果が期待できます。さらに若返りのハーブ、ローズマリーでエイジング対策としてもおすすめの料理です。

作るのは簡単なのに、手の込んだ印象を与えてくれる見栄えの良さもうれしいですよね！ぜひ、気軽に作ってみてくださいね。

カチャトーラ＜材料　2人分＞

• 鶏もも肉…1枚
• 塩、コショウ…各少々
• マッシュルーム、エリンギ、シメジ…各50g
• オリーブオイル…大さじ1
• ニンニク…2片
• ローズマリー（生）…1本
• オリーブオイル…大さじ１
• タマネギ…1/2個分（約100g）
• アンチョビ…3枚（フィレ）
• グリーンオリーブ…8個
• 白ワインビネガー…小さじ2
• 白ワイン…40ml
• ブイヨン（水100mlにブイヨン1個）…100m
• トマト缶…1缶（400g）
• ミックスビーンズ（水煮）…40g
• オリーブオイル…大さじ1

＜作り方＞

鶏もも肉は皮と身の間の脂を取り、塩、コショウをふっておく。

マッシュルーム、エリンギ、シメジは食べやすい大きさに切る。

ニンニクは半分に切ってつぶし、タマネギは5㎜幅に切る。

フライパンに②を入れて中火にかけ、水分が飛んで来たら弱火にして乾燥するまでじっくり焼き、取り出しておく。（油は入れない）

フライパンにオリーブオイル、ニンニク1片分、ローズマリーを入れて弱火にかける。

香りが出てきたら①を皮目から入れる。

鶏肉の皮目に焼き色が付いたら裏返して1分ほど焼く。

取り出して4等分に切る。

⑦のフライパンにオリーブオイル、残りのニンニクを入れて弱火にかけ、香りが出てきたらタマネギを加えて炒める。

アンチョビとオリーブ、➃のキノコ類を入れ、白ワインビネガーを加える。

白ワインを入れて沸騰したらチキンブイヨン、トマト缶を加えて中火にして5分煮詰める。

⑧の鶏肉とミックスビーンズを入れ、弱火で15分ほど煮込む。

全体にとろみが出てきたら塩で味を調え、オリーブオイルを回しかけてよく混ぜて（乳化させるように）火から下ろして出来上がり。