新たなスーパーフードと話題の「モリンガ」とは?
ブルーベリー、アサイ、ザクロなど老化の原因となる活性酸素の発生を防ぐ抗酸化物質が豊富な 「スーパーフード」はアンチエイジングの強い味方。そんなスーパーフードのニューフェイスとして今、脚光を浴びているのがモリンガです。
モリンガはアフリカ、インドのヒマラヤを含む東南アジアなどに生息し、地球上に存在する植物の中で最も栄養価が高いそうです。「生命の木」「奇跡の木」「薬品箱の木」などとも言われます。抗酸化物質が豊富なだけでなく、私たちの体に必要なビタミン、ミネラル、タンパク質なども豊富に含まれています。46種類の抗酸化物質をはじめ、13種類のビタミン、7種類のミネラル、18種類のアミノ酸、4種類の植物繊維などおよそ90種類もの栄養素があると言います。モリンガだけでこれだけの栄養素があるとは驚異的です。
さらに、ビタミンCはオレンジの7倍、ビタミンAは人参の4倍、カルシウムは牛乳の4倍、カリウム(ポタシアム)はバナナの3倍、タンパク質はヨーグルトの2倍、鉄分はプルーンの82倍とその栄養価は「ミラクル」と呼ぶのにふさわしい内容です。最近ではキヌアが「21世紀の完全栄養食」として脚光を浴びていますが、モリンガは新たな完全栄養食としても脚光を浴びています。
モリンガはその栄養価もさることながら、病気の予防や美容効果も期待できます。消化促進、免疫力の向上、血行促進、抗菌、抗炎症、高血圧の予防などの効果があります。また、「ベンオイル」として知られるモリンガから抽出したオイルは、最近美容効果が高いと話題のココナッツオイルと同じ成分を多く含んでいます。古代ローマ人やギリシャ人、エジプト人などは天然の保湿剤として髪や肌のお手入れに使っていたそうです。抗酸化効果も高く、コラーゲンを作るアミノ酸やビタミンCとビタミンAも豊富なのでしわやたるみ、シミなどの肌老化にも効果的です。
モリンガを効果的に体に取り入れる方法としては、モリンガのパウダーをスムージーやジュースに入れたり、スープやカレーに混ぜたりするのがおすすめです。私は、オーガニックのモリンガのパウダーをスムージーにいれて毎朝飲んでいます。緑茶に似た香りで苦味がないので、どんなスムージーに混ぜても飲みやすいですよ。
参考資料(英語)
http://urbanbushbabes.com/next-superfood-moringa-plus-its-benefits-for-body-skin-and-hair/