めがね女子は必見!あなたのそのメガネに合うアイメイク
いまや、ファッションの一部になっているメガネ。視力を補うという本来の使い方だけではなく、度が入っていないメガネをアクセサリーとしてかけている方もいるのではないでしょうか?また、顔が隠れる気がするので、すっぴんをごまかすために着用している、という方もいるかもしれません。しかし、実はメガネをかけていると逆に目元が目立ってしまうため、特にアイメイクが重要になってくるのです。今回は、自身のメイクアップレーベルで知られるボビィ・ブラウンさんや、多くのセレブリティを手掛けるメイクアップアーティストのモアニ・リーさんなどスペシャリストたちの声をもとに、メガネのフレームに合わせたメイクアップ方法をご紹介します。
ワイヤーフレーム
華奢なワイヤーフレームには、全体的にナチュラルなメイクアップがグッド。とはいえ、メガネ越しに魅力的な目元を演出するために、丁寧に作り込んだアイメイクが必須です。
<アイメイクのポイント>
アイシャドウは、ギラギラしたパール感のあるものやラメ入りのものは避け、自分の肌色の一番明るいところ(額や鼻筋、頬骨などハイライトを使っている部分)に近いトーンのヌードカラーをまぶた全体にまんべんなく塗ります。そして、それより暗めのチョコレートやカーキなどスモーキーな色味のアイシャドウをまつ毛の際にのせて、ベースカラーに少し馴染ませます。また、ナチュラルながらも印象的な目力を作るには、アイライナーを使うことがマスト。ジェルやリキッドなど、くっきり描けるアイライナーを使って、まつ毛の際ぎりぎりのところに細くラインを引きます。
マスカラはつけ過ぎ禁物。多くても二度塗りまでにして、根元から丁寧に、撫で上げるようにまつ毛を持ち上げましょう。
<その他のポイント>
チークカラーは、笑顔を作ったときに持ち上がる頬の一番高いところから、耳の上辺りまでフワッとなじませます。はっきりした色味のチークカラーよりも、ペールピンクのような、落ち着いた色味のものを選んで。また、リップカラーも、主張し過ぎないヌードカラーのものを軽くのせる程度にとどめておくとよいでしょう。
カラーフレーム
主張の強いカラーフレームには、しっかりしたアイメイクがピッタリ。ブラウン系のナチュラルカラーを選べば、メガネの色とけんかをすることなく、いろいろなカラーのフレームに合わせることができそうです。
<アイメイクのポイント>
こちらも、アイシャドウは、ギラギラしたパール感のあるものやラメ入りのものは避け、自分の肌色の一番明るいところに近いトーンのヌードカラーをベースのカラーにします。まぶた全体と眉の下までやや広い範囲に、まんべんなく塗布したら、それより暗いトーンのブラウン系のアイシャドウをまぶた全体にのせて、ベースのカラーとなじませます。アイライナーは、フレームの太さに合わせて太くするのがポイント。かなり太いフレームの場合は、さらに目の下にアイライナーを引いてもOKです。マスカラも、まつ毛の根元から上に向かってジグザグにたっぷり塗って、より華やかな目元に!
<その他のポイント>
フレームの色が黒や茶などのベーシックな色であれば、赤系やオレンジ系など明るめのチークカラーやリップカラーを選ぶと、パッと春らしい雰囲気になります。フレームの色が赤や緑など、はっきりした色味がある場合は、チークカラーとリップカラーはヌーディに抑えると、まとまりが良くなります。
キャットアイフレーム
シャープな印象を与えるキャットアイフレームには、やはりキャットアイのメイクアップがベストマッチ。ただし、あくまでさりげなく作り込むことが重要です。
<アイメイクのポイント>
細くナチュラルなアイラインづくりが最大のポイント。黒かダークブラウンのアイライナーペンシルで、目頭から目尻に向かって目の形に沿って、まつ毛の際を埋めるようにラインを引いていきます。目尻にたどり着いたら、そこから5ミリくらいラインを長く上向きに延長すれば完成。ラインを太くしたり、ジェルやリキッドを使って濃くしたりすると、一昔前のレトロなメイクアップに見えてしまうので要注意です。また、アイラインを活かすためにアイシャドウはシンプルに。
<その他のポイント>
チークカラー、リップカラーを濃くすると、シャープ過ぎてキツイ印象になってしまうので、そこはソフトな色味に抑えましょう。淡くツヤ感のあるピンクなど、ガーリーな色を選べばバッチリ。
べっこうフレーム
かけるだけでグッドガールな雰囲気がアップするべっこうフレームは、ともすれば地味な印象に。ここはメイクアップで華やかさをプラスすると、おしゃれ度が上がります。
<アイメイクのポイント>
まばらな柄が入ったような見え方になるべっこうフレームに合わせるアイメイクは、ナチュラルな色味がグッド。ワイヤーフレームと同様に、ヌードカラーのアイシャドウをベースカラーとして、上まつげの際にさりげなくダークカラーをなじませてから、ジェルかリキッドでアイラインを引きます。さらにここでは、目元の印象を少し強くするために、目の下にもアイラインを引くのがおすすめ。シアー感のあるブロンズカラーのペンシルで、まつ毛の生え際にアイラインを引くと、ナチュラルかつゴージャスな仕上がりになります。目尻の部分には、同じアイラインペンシルと上まつ毛の際になじませたダークカラーをVの字を描くように使うと、目の上と下のアイラインが自然につながります。
<その他のポイント>
チークにはツヤ感のあるハイライトを使って、輝きを加えて。頬骨の一番高いところよりも少し上、目尻の下辺りに入れましょう。
顔の印象を大きく左右するメガネのフレーム。それに合わせて、華やかさをうまく足し引きするのがアイメイクの最大のポイントのようです。また、アクセサリー感覚で、異なる種類のメガネを持っていれば、毎日同じになりがちなアイメイクに変化がつけられるのも嬉しい!メガネ選びがますます楽しくなりそうなメイクアップ術、ぜひ参考にしてみてください。
参考
http://www.elle.com/beauty/makeup-skin-care/tips/g8659/makeup-for-girls-who-wear-glasses/?
http://www.womenshealthmag.com/beauty/optical-illusion