「セルフ・ラヴィング」から生まれる女性の魅力と生き方
今日まで、ビーグレンイッシュを通し、さまざまな方面で活躍する数多くの女性たちに出会ってきました。彼女たちはそれぞれ異なった美の価値観を持っており、その信念が周りをも魅了する素敵な個性を生み出し続けているのだと思います。私も一人の女性として、今までに何度となく影響を受けてきました。
彼女たちの美の着眼点はまったく違いますが、そこには全員に共通するあるモットーが存在します。それは「自信」という理念。
魅力的な女性の多くが「美しさとは、自信を持つこと」と言います。内側の自信が外側の美しさに影響することを幾度も耳にしてきました。それでは、その「自信」をつくり出すには、一体どうすればいいのでしょうか?
「I AM THAT GIRL!」は、そのようなシンプルな疑問に対し真っ直ぐに向き合う女性のためのコミュニティー。彼女たちがどのように自信を持ち続けているのか、そして自信を持つことで手に入れられる利点や素晴らしさを教えてくれます。
自分を愛するあなたは美しい!「セルフ・ラヴィング」に生きる女性たち
女性の体、感情、モチベーションを価値のあるものとし、その値を自分へ根付けさせることを目的とするコミュニティー「I AM THAT GIRL!」。コンプレックスを抱きがちな女性も、グループとして支え合い、お互いにポジティブな影響を反映し合うことができれば、それは「大きな力=自信」へと繋がるという考えをコンセプトとして活動を行っています。
インターネット、時には集会を通し、それぞれが考える女性の振る舞い、身なり、心のあり方について本音をぶつけ合います。「もしかしたら、自分はこうあるべきではないのかもしれない」という疑問や疑いを自信へと変化させる行動は「セルフ・ラヴィング」と称され、コミュニティーの最も大きな信念として定着しています。
「セルフ・ラヴィング」とは、「自分を愛する」ということ。「ありのままの自分を愛せよ」というように聞こえますが、少し視点が異なります。
例えば、自分の体重にコンプレックスを抱いている女性がいるとします。「太っているそのままの自分を受け入れよう」だけでは、そこにあるコンプレックスを無視することになってしまいます。自分の体型に満足しているのであればそれ以上のことはありませんが、なかにはそうでない人もおり、それをどのように解決し、いたわっていくのかが、本当に「自分を愛する」ということとなるのです。
「I AM THAT GIRL!」 の創始者、エミリー・グリーナーさんは言います。
「ある女性と会話していた時に、気づいたことがありました。彼女は私に、最近の悩み、昨日の楽しかったこと、生活への不安、わくわくするような人生の目標など、彼女が持つ全ての感情をさらけ出すように話してきたのです。あまりにもストレートであり素直で、私は強い親近感を抱きました。そして、それと同時に女性の“もろさ”を感じ取ったのですが、女性が負の部分も含め正直になることで、こんなにも強い共感が得られるのだと驚きました。その時、たくさんの女性が同じ行いをすることで、ものすごいエネルギーが発生するのではないか、そしてそれを活用できるのではないか、と考えたのです」
私は、「I AM THAT GIRL!」 のコミュニティーサイトで気になる語句を見つけました。
“さぁどうぞ!なすがままに。今日は憂鬱な日、自分をケアし、そのままの感情を感じていよう。そうすれば、明日はいい気分”
女性のもろさをポジティブなものへと上手に変換できる、素敵な言葉だと思います。「自信」を持つ、それは、素直な「自身」を見つけることです。