まさかのタコス・クレンズが驚きの美容効果をもたらす?!
タコスといえば、メキシコに国境が近いカリフォルニアの人たちにとって、第二の郷土料理ともいえるメニューの一つ。安くてお手軽なタコスですが、たくさんの肉やチーズ、そして糖質の多いトウモロコシで作られるトルティーヤを使用するため、ダイエットや美容にはほど遠い食べ物であるともいえます。
ところが最近、そのタコスに焦点を置いた驚きの美容本が出版されました。その名も『タコス・クレンズ』。油脂分の高いメキシコ料理に、どのような美容効果を期待できるのかと信じられない気持ちでいっぱいでしたが、内容を確認すると、ちょっとした工夫や材料のチョイスから、不思議にも納得できる料理に早変わりしてしまうのです。
一日3食、タコス三昧で体を元気に美しくクレンズできる!
タコス・クレンズのやり方は、一日3食30日間、とにかくタコスを食べるというもの。体がすっきりし減量にも効果的で、朝の目覚めも良くなるのだそうです。
タコス・クレンズは100%ヴィーガン
著書の中で紹介されているタコスのメニューには「トーフ・タコス」などのプロテイン満点のメニューもあり、全てが完全野菜主義のヴィーガン。 メキシコ料理には欠かすことのできない豆、アボカド、トマトをふんだんに活用し、さらにキノアやヘンプシードなどの流行の健康食材を入れることで、さらなるクレンズ効果を期待できるのです。
トルティーヤはロメインレタスで応用
トウモロコシで作られるトルティーヤですが、実は食物繊維がたくさん含まれており、お腹の調子を整えるのには決して悪い食材であると言い切ることはできません。ただしどうしてもカロリーが気になる場合には、ビヨンセもダイエット中に夢中になったという、器の形が特徴的なロメインレタスで代用して、ヘルシーなタコスを変身させればいいのです。
小振りなタコスで食べ過ぎ防止
小さめのサイズであるタコスは、ワンプレートの料理とは違い、食べ過ぎを妨げてくれます。食べきらなくては!というプレッシャーにとらわれず、2、3個のタコスをいただくことにより、丁度いい満腹感を得る錯覚効果があるのだとか。
最後に、朝ごはんにもなるタコスクレンズレシピをご紹介しましょう。
「ブレックファスト・タコス」
【材料】(8個分)
- サラダ油……………………………………大さじ1
- 玉ねぎ(みじん切り)……………………1/2カップ
- ハラペーニョ(スライス)………………1本
- 木綿豆腐……………………………………一丁半
- 塩……………………………………………大さじ1
- クミン………………………………………大さじ1/2
- コショウ……………………………………大さじ1/8
- トルティーヤチップス(砕いたもの)…1カップ
- トマト(種を抜き、刻んだもの)………1カップ
- ニュートリショナルイースト……………カップ
- 水……………………………………………¼カップ
- トルティーヤ………………………………8枚
【作り方】
- ① フライパンを中火で熱し、玉ねぎ、ハラペーニョを2分ほど炒めます。
- ② ①にポロポロに崩した豆腐を加え、塩、クミン、コショウを振り、豆腐の水気がなくなるまで10分ほど炒めます。
- ③ ②に残りの材料を加えてゆっくり混ぜ、トマトが柔らかくなり、水気がすっかりなくなるまで煮詰めます。
- ④ 具をトルティーヤに盛り付けたら、出来上がり。
何ともカリフォルニアらしい新種の美容法、タコス・クレンズ。タコスの独特な形を利用し、旬の野菜や穀物を入れながら新しい献立に使ってみるのも良いかもしれません。
参考
http://www.cosmopolitan.com/food-cocktails/news/a51714/taco-cleanse-facts/