生理がHappy Dayに変わる!?話題の「おまたぢから®」UPで目指せ!子宮美人
女性にとって切っても切り離せない「生理」の約1週間、皆様はどのように過ごしていますか?「薬を飲まないと日常生活もままならない」「シーツが汚れてしまう」「不快」「頭が痛い」「イライラする」など、何か一つは当てはまる方も多いのではないでしょうか?初潮から閉経に至るまでの数十年間続くにも関わらず、人の目に触れない生理は、他の人とも比べられないため、自分の中での「?」と疑問や悩みを抱えがち。毎月定期的に訪れる生理だからこそ、憂鬱な気分で過ごすのはもったいないものです。今回は生理と上手に付き合っていくための方法についてご紹介します。
“経血を制する者は生理を制す!?” 日本古来の女性に学ぶ生理コントロール術
毎月の生理期間を快く過ごしていきたい、そのような気持ちを形にした生理コントロール術が「おまたぢから®」です。これは、日本古来の女性たちの「知恵」、現代だからこそ気をつけなければいけない生活の中のさまざまな「注意点」、毎日ほんの少しの「トレーニング」を組み合わせ、上手にハッピーに生理と付き合って行くための数々のメソッドを体系化したもの。
今回は、ロサンゼルスに在住し、全米で唯一のおまたぢから®認定講師の資格をもつ野村亜粧美先生に、自分が本来持っている自然治癒力を引き出して、生理期間を心地良く過ごすためのノウハウの数々を教えていただきました!
「痛い」「多い」「長い」は体のSOS。まずは“本来の生理”をチェック!
他人との比較ができない生理は「本来の生理」がどういうものかも漠然として分かりませんよね?おまたぢから®が定義する生理では、下記のような8つの項目をチェックすることで自分の生理が本来の(正常な)生理に近いかどうかを知るバロメーターとしています。生理は自分自身の生活リズムや環境が全て反映されるもの。そのため生理を「毎月の通知表」と位置付けているのです。自分の生理を思い浮かべながら、順番に見てみましょう。
【おまたぢから®が定義する生理の8つのチェック項目】
1 生理は「3日」が基本です!
2 生理スイッチは“朝に始まり夜終わる”
3 さようなら、夜用ナプキン!?本来、夜の排血はありません
4 スッキリ始まり、スッキリ終わる
5 サラサラ経血、匂いもナシ!
6 生理であることを忘れてしまう!? 痛みゼロが自然な生理
7 「排血」の気持ち良さを感じられる生理
8 お月様とリズムを合わせて、28日周期
1 生理は“3日”が基本です!
あなたの生理は何日間継続していますか?5日間それとも1週間…「他の人はどうなの?」と気になりますよね。「短い」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、なんと本来の生理は3日間が基本。生理とは、もともと赤ちゃんのためのふかふかのベッドである子宮内膜が妊娠しない時に、はがれ落ちるという現象です。この子宮内膜が「排血」となりますが、排血がきちんと行われていると、生理は3日間で完了するのです。
2 生理スイッチは“朝に始まり夜終わる”
朝起きて「あれっ?」、外出先で「あれっ?」と、生理の始まるタイミングを気にしたことはありませんか?実は、生理の最初の1滴にも本来のタイミングが存在します。生理は自律神経の交感神経(活動時間に優位になる神経)がスイッチオンとなる朝から始まるのが理想的です。人間の体は、朝~午後までは活発に活動する時間として交感神経が優位になり、逆に夕方から夜にかけては副交感神経(体を休める時間の神経)が優位に切り替わるようになっています。普段は気にしない生理の始まる時間帯ですが、次の生理ではちゃんと朝に生理が来るかどうかも確認してみてください。
3 さようなら夜用ナプキン!? 本来、夜の排血はありません
前述のチェック項目からも分かるように、生理の排血が行われるのは朝から日中の活動が活発な時間帯です。そのため、夕方から夜の副交感神経が優位になっている状態では、子宮の収縮により子宮内膜を押し出す排血は行われないもの。巷では「夜用スーパーナプキン」などマストアイテムにように販売されていますが、夜には、それほど大量の排血は行われないのが本来の姿なのです。夜用ナプキンでも経血が漏れてしまうような状態は、実は体が発する小さなSOSサイン。自律神経が乱れていることによって、夜を昼間の活動期と勘違いした体は、夜間にも関わらず子宮を収縮させ、排血を行ってしまうのです。夜の経血が多いと感じている方は、自律神経を整える生活を意識してみましょう。
4 スッキリ始まり、スッキリ終わる
先生曰く、「自律神経のスイッチがきちんと整っていると、朝に生理が来てから日中に排血し、夜は排血がほぼ無い状態で、2泊3日で終わるのです」とのこと。ダラダラと続いたりすることなく、スッキリ3日間で終わるのが本来の生理です。長く続く場合は、自律神経の乱れや冷えなどにより、サイクルが崩れている証拠。排血のあるタイミングと日数も、次の生理で注意深く観察してください。
5 サラサラ経血、匂いもナシ!
経血のベストな状態は、サラサラの鮮血です。ドロッっとしていたり、塊があったり、匂いがあるのは、子宮が冷えている証拠です。また、日頃の食べ物が原因の場合もあります。サラサラの経血にするために、ポイントは2つ。第一は「体を冷やさない」こと。これはナプキン選びも関わってくる大きな要素といえるでしょう。第二は、おまたぢから®が提唱する「子宮から経血を押し出すための骨盤底筋の強化」です。子宮を温め、骨盤底筋の力で子宮内膜をきちんと押し出して良いサイクルで排血ができると、経血はベタ付かずにサラサラ、匂いにも気になりません。
6 生理であることを忘れてしまう!? 痛みゼロが自然な生理
「生理=痛いもの」という図式が思い浮かぶ方も多いことでしょう。しかし、子宮が温められて冷えのない状態であり、経血はサラサラで、骨盤底筋の力によって経血を押し出すことはできていれば、痛みは生じないのです。生理が重くて辛いという方も、自律神経を整えて、冷えの解消や骨盤底筋を強化するトレーニングと、これら一つ一つを丁寧に向き合っていくことで、生理であることを忘れてしまうくらいになります。
鎮痛薬は一時的に痛みが治りますが、解熱剤の要素もあることから、常用することは体の冷えにつながります。「痛いから」と長年にわたる薬頼みや「仕方ないもの」と諦めたりせずに、多角的なアプローチで心地良い生理を迎えましょう。
7 “排血”の気持ち良さを感じられる生理
「排血」というと聞きなれない言葉ですが、快適な生理期間を過ごすために必要不可欠な考え方の一つです。ナプキンなどが無かった昔の女性たちは、尿や便などの排泄と同じタイミングで排血することで、不要に経血が垂れ流しの状態になるのを防ぐことができていました。おまたぢから®は、この点に注目して、トイレでの「排血」を推奨しています。やり方は簡単。最初はタイミングを掴むために、40分~1時間の間に1回はトイレに行って、経血を押し出すようにすること。決して溜めないようにすることがポイントです。「あ、出る!」というタイミングを掴み、トイレへ行くようにしましょう。1滴でも付いたら、ナプキンを交換するようにしてみてくださいね。ただし、経血を押し出すには骨盤底筋群の力が不可欠になります。日々の簡単なトレーニングで骨盤底筋群を鍛えることもお忘れなく!
※骨盤底筋群を鍛えるトレーニング法については次項にて説明しています、ご参照の上お試しくださいね。8 お月様とリズムを合わせて、28日周期
ご存知の方も多いかもしれませんが、生理の理想的な周期は28日です。月の満ち欠けの周期に合っているとのがベスト。ここでチェックしたい大きなポイントは体温です。低温期は36.5℃、排卵後の高温期に37℃以上をキープできるのが冷えのない体。普段から子宮、体全体の血の巡りを良くして、28日周期で生理がやってくる、冷えのない体づくりを目指しましょう!
内側からも外側からも子宮にアプローチ。自力で生理を整えるための3つのポイント
前述の項目にて本来の生理の姿を確認したら、次は3つのステップを実践するのみ!注意点を考慮しながら、さっそく今日から始めてみましょう。
【生理を整えるための3つのポイント】
1 ゴールデンタイムはしっかり睡眠で、体のスイッチのオン・オフを
2 本来の生理に欠かせない!冷えを改善するためにすぐに始めたいこと
3 「生理トレーニング®」で自然な生理を引き出そう!
1 ゴールデンタイムはしっかり睡眠で、体のスイッチのオン・オフを
正しい生理を誘発するためには、自律神経のコントロールが重要になります。そのためには、日中の交感神経から夕方・夜間の副交感神経へとスムーズに切り替えることが大切です。22~2時の深夜はしっかりと寝て、睡眠のゴールデンタイムは逃さないこと。暗くなってきたら、目を使うことはなるべく避けるようにしたいですね。スマホやTV、PC、眩しいライトなど目からの光の刺激を極力減らして、子宮に副交感神経のスイッチをオンにしたことを伝えるようにします。できれば夕食は19時までに取れるのが理想です。副交感神経が優位な時間帯に、過度な刺激のない、目に優しい環境は本来の生理と密接に関係しています。女性の体はとても奥深く、デリケートなのです。
2 本来の生理に欠かせない!冷えを改善するためにすぐに始めたいこと
自律神経を整える生活サイクルを取り入れたら、次は冷えを改善することに努めましょう。冷えの原因は大きく分けて3つ。まず、前項のポイント1のように「生活習慣の乱れ=自律神経の乱れを整える」こと。次は「運動不足の解消」です。雑巾掛けや薪をくべるなど、昔の人が使っていた筋肉をきちんと使うことで、骨盤底筋群が鍛えられ、血流アップとともに経血を押し出せる体がつくられていきます。血流の弱さや血液そのものが不足すると、うまく子宮内膜が剥がれずに、生理痛の原因となります。「スクワット」「階段のダッシュ」「床拭き」などに加え、体をポカポカとさせる軽い運動を取り入れるのもおすすめです。
最後に、内側から気をつけたいのが「食べ物」です。肉や味噌、醤油、根菜といった体を温める「陽」の食べ物を積極的に取り、逆にカフェイン、白砂糖、果物や生野菜といった体を冷やす「陰」の食べ物をなるべく取らないように。また、その他にも体を冷やす薬の摂取や、石油ポリマー系のナプキンの使用、食品添加物や残留農薬、電子レンジやPPA(ポリ塩化ビニルゲン)、食品ラップなどの環境ホルモンを避けることも、できる範囲で意識していくことも大切です。
3 「生理トレーニング®」で自然な生理を引き出そう!
だんだんと、日々の生活で内外から子宮をケアする方法が理解できたことでしょう。最後は、大切な子宮を支える「骨盤底筋群」を鍛えるトレーニングのレッスンです。骨盤底筋群とは膀胱や子宮、直腸を支え、排泄のコントロールをする大切な筋肉のこと。出産や加齢による筋力の低下で、尿もれや頻尿、子宮脱などの症状を引き起こしてしまいますが、手足の筋肉と同じように鍛えることで筋力がアップします。おまたぢから®では「本気の深呼吸」「しめゆる」などの運動を柱として骨盤底筋群を鍛えることを提唱しています。
まず一つ目の「本気の深呼吸」は、寝る前や夕方(交感神経から副交感神経の切り替えに有効)に行うのがおすすめです。やり方は、横になり目を軽く閉じて、鼻から息を吸いながらお腹を膨らませ、口からスーっと吐きながらお腹をぺちゃんこにする、を繰り返すだけ。内臓全体の血流がアップし筋肉が緩むことで自律神経のケアにもつながります。
二つ目の「しめゆる」は、下腹を力まず、腹筋を使わずに膣の入り口をキュッと締めて、子宮をふんわりさせるイメージで行うトレーニング。他にも名前もユニークな「コーモン体操®」といった運動で骨盤底筋群を鍛えます。(これらのおまたぢから®オリジナルの体操はワークショップにて認定講師がやり方を詳しく解説してくれます)骨盤底筋群を意識した生活こそが、薬などに頼らず、自分の力で快適な生理を導くことにつながるのです。
さようならノンポリマー。はじめまして「第3世代のナプキン」
冷えのない体づくりをいくら頑張っていても、まだ、冷えの原因となる大敵がいます。それは前項のポイント2でも一部触れた「吸水ポリマー含有ナプキン」です。腕からの経皮毒(体の中に毒素を吸収してしまう率)を1とした場合、膣からの吸収力はなんと42倍!あまり知られていませんが、膣周りは実は体の中でも最も毒素を体内に吸収しやすい場所です。それだけにナプキンは女性にとって重要なパートナー。TVコマーシャルで見かける「吸収力抜群」「いつまでもサラサラ」というキャッチコピーのナプキンは、石油由来の「吸水ポリマー」をたっぷりと含んでいます。これは、体の熱を取る熱冷まし用の冷却シートや凍らせて使用する枕、または乳児のオムツに使用されているのと同じもの(誤って洗濯してしまうと、中からたくさんの粒が出てきますが、これが吸水ポリマーです)。巷で話題の環境ホルモンを含む石油由来のシート部分や吸水ポリマーを生理時に付けっ放しにすることで、子宮からの熱を奪っているのです。目からウロコのような事実なのです。
そうとはいえ、「布ナプキン」の洗濯の手間も面倒ですし、選択する際の漂白剤のことも心配ですよね?そのような方にこそ試してもらいたいのが、石油由来でなく、布でもない、「第3世代のナプキン」。今、オーガニック大国アメリカで注目されているのが「オーガニックコットンナプキン」です。使い方は、石油由来の通常のナプキンのように使い捨て。洗濯の必要もなく気軽です。肌に当たる部分は、漂白剤を使わないオーガニックコットンの不織布なので、経皮毒の心配もなく、肌にも体にもやさしい。何より、子宮の熱を奪わないことがポイントです。 筆者も実際に使ってみると、使いやすさはもちろん、なんともいえない「ほわっ」とした肌当たりで気持ちがいいのです。さらに、驚いたことに、吸水ポリマー使用のナプキンよりも血の塊が出ませんでした。値段も吸水ポリマーナプキンと比較しても大差なく(アメリカでは、1パックで3~7ドル程。アマゾンやネット通販で日本でも購入可能)、これは試してみる価値「大」です。
「生理の辛さから解放されたい!」の思いを胸に。悩みを解決する救世主に。
今回、多くの女性が気になっていてもなかなか知る機会のない「本来の生理」についての知識を余すところなく披露してくれたのは、おまたぢから®認定講師の野村亜粧美先生。ご自身も生理の辛さから解放されたいという思いから、講座を受講して講師になったという経歴を持つため、真剣にアドバイスをしてくれます。まさに悩みを解決してくれる救世主のような存在。明るいキャラクターと分かりやすく丁寧な説明で、リピーターになる生徒さんも大勢います。実際に今回の取材時にワークショップに参加されていたお二人のうちの一人はリピーターの方。彼女は「前回参加した半年前に比べて、格段に生理が楽になって、来たことを忘れてしまうほど改善されたのです!」と嬉しそうに仰っていました。LA近郊であれば、野村先生のレッスンを受けることが可能です。日本におお住まいの方は全国各地に認定講師の先生を下記のサイトより検索し、お近くの先生を探しにみてくださいね!ご一緒に、さまざまアプローチを行いながら、辛い生理から、ハッピーな生理に導いていきましょう。
野村亜粧美(のむら あさみ)
2001年より渡米。2011年にアロマテラピー講師資格取得。2015年、自らの生理の苦労から、偶然知ったおまたぢから®の講習を日本で受け、認定講師資格取得。2016年より全米で唯一のおまたぢから®認定講師として、ロサンゼルス近郊を中心に講習を開催中。プライベートでは3人の女の子のママ。本来の生理、体の仕組みを分かりやすい言葉で伝え、これから生理と長く付き合っていく小学生4~5年生くらいから中学生1~2年生の女の子を中心にした子供向け講座『せいりのがっこう®』も年に1~2回開催。
※野村先生は、ロサンゼルス近郊であれば4人程度集まれば出張グループレッスンも行なってくれます。お友だち同士でレッスンをお願いすることも可能。詳細は下記のブログ内のフォームよりお問い合わせください。また、おまたぢから®協会では、日本全国さまざまな場所でワークショップを行なっています。下記のリンクからチェックしてみてください。
『一般社団法人日本おまたぢから®協会公式サイト』 http://www.omatapower.com
『野村亜粧美(のむら あさみ)先生ブログ』 https://ameblo.jp/agarden-agarden/
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