美肌にも疲れ目にも!今こそ食べたい「青い食材」

外出自粛でのおこもり時間で料理を楽しむ人たちが増加し、レシピサイトやSNSでは次々に新しいレシピが登場し、新たな食のトレンドを生み出しています。

昨年来の料理ブームから話題になっているのが、“映え”と“化学変化の不思議さ”が評判の「バタフライピー」という花のお茶やパウダーを使った「青い食べ物」です。この青い色は、抗酸化物質で知られる栄養成分「アントシアニン」。美肌や健康の維持のために大活躍してくれる栄養素です。

今回は、「奇抜な色なんて体に悪そう!」なんて排除してしまったらもったいない、酸化ストレスから体を守ってくれる「青系食材」にフォーカスしてみました!

話題のバタフライピーってどんなもの?

鮮やかなコバルトブルーの花が印象的なバタフライピーは、タイ原産の豆科の植物。東南アジアでは古くから薬用ハーブとして重用されています。特に原産国のタイでは、ハーブティーなど食用だけでなく石鹸やシャンプーの原料に、また天然の染料として生活に広く根ざしているハーブです。

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このバタフライピーのとっておきのお楽しみは、魔法をかけたようにお茶の色が変化する不思議なトリック! レモンやライムを加えると酸性成分に反応して、青から紫、ピンクとまるで紫陽花のように水色が変化していきます。

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果汁の量で色彩も変幻自在。この色の変化を利用した可愛いいスイーツやドリンクがSNSやレシピサイトに続々と投稿されています。「サイエンススイーツ」などと呼ばれ、子どもたちと楽しむクッキンングタイムでも大好評。青いケーキや青いシチュー、青いご飯などサプライズな料理が楽しめる、不思議で、美しい＜バタフライピーマジック＞をおうちでもぜひ試してみてください!

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肌老化にも疲れ目にも!期待の栄養素「アントシアニン」

バタフライピーの特徴でもある美しい青色は、ポリフェノールの一種「アントシアニン」。ポリフェノールには、免疫機能の低下や動脈硬化、老化などを引き起こす活性酵素を除去し、酸化ストレスを抑える優れた抗酸化作用があります。

また、アントシアニンは、血のめぐりを促進する作用で眼精疲労の軽減、視力低下の予防など、目の炎症を抑えて、目の健康の改善する働きも期待されています。PCやスマホで目を酷使し、疲れ目に悩んでいる人も増えている今こそ、積極的に取り入れていきたい栄養素です。

アントシアニンを含むポリフェノールは、体内では合成できないため、日々の食事から美味しく取って、調子の良い肌と体づくりをしていきましょう。

意外と多い!身近で手に入る「青系食材」

バタフライピーのように鮮やかな青色のものは珍しいのですが、黒、赤、紫色の野菜やくだもの類もアントシアニンの含有量が多い青系食材の仲間です。

ナスやトマトなどは皮の部分にアントシアニンが含まれているので、皮は剥かずに丸ごとしっかり食べましょう。果物類には、手に入りにくいものや生食に適さないもの、ブドウのように皮が少し気になるものもあります。これらは市販のジャムやジュースなどを活用すると手軽にいただけます。

食べなきゃ損!美肌力UPの青系食材

青い食べ物は、口に入れるのにちょっと勇気が必要な色ですが、自然由来の青色は、アンチエイジングにも働きかけてくれる「美容色」。若々しく、キレイでいるための必須栄養と知ると、スーパーでもついつい青系食材に手が伸びてしまうようになりました。 また、青系食材はアントシアニンだけでなく、美肌を支えるビタミンＣもみっちり含まれるうれしい食材。食べて損なし！毎日取り入れるようにして、美肌力を上げていきましょう！