若手シンガー「エム・エックス・エム・トゥーン（mxmtoon）」。 アーティスト・マイアさんのSNS世界へようこそ！

mxmtoon [PC: Blythe Thomas]

若干20歳にしてソーシャルメディア上で華々しいキャリアを築いているシンガー「エム・エックス・エム・トゥーン（mxmtoon）」。アメリカ版『b.glenish！』は、自分らしく輝く女性に着目し、インタビューを通して、彼女たちの生き方や美しさの秘訣をご紹介しています。今回は、若くして成功を収めている「エム・エックス・エム・トゥーン（mxmtoon）」の素顔、マイアさんにご自身の音楽やライフスタイルについて伺いました。

私はマイア、ステージ上では「エム・エックス・エム・トゥーン（mxmtoon）」。

『プロムドレス（prom dress）』のシンガー「エム・エックス・エム・トゥーン（mxmtoon）」は、インターネット上で広く知られ、コミュニティーをつくり上げています。マイアさんが最初にデジタルの世界に触れたのは、彼女の両親が家庭用のコンピューターにアクセスできるようにしてくれたとき。すぐにさまざまなソーシャル・ネットワーキング・サイトに登録したそうです。

マイア

「数年前に友だちと一緒にYouTubeで動画を撮り始めましたが、当初は自分たちが何をしているのかよく分かっていなく、人気を得るために真剣に取り組んでもいませんでした。でも、アーティストとして成長するにつれ、YouTubeでもっと多くのことができると思うようになりました」

音楽を通して伝えたいこと

マイア

「私の音楽は、自分自身を表現し、世界中の人々とつながるための主な手段といえます。これまでの人生で、さまざまな方法で物事を解決してきましたが、他のことでは何も上手くいかないときに“音楽”が支えになってくれました。

私たちが経験する最悪の感情の一つは、自分が直面していることが何であれ、それらにたった一人で向き合っていると感じることではないでしょうか。私は音楽で『ここにいるよ、ちゃんとあなたを感じているよ』と伝えたいのです。

辛いときには必ず音楽を聴きます。友人や家族という欠けがえのない人たちが支えてくれてます。世界はときにとても大きく、打ち負かされてしまいそうに感じることがありますが、かわいい映画だったり、家族との食事だったり、そんなひとときが心を穏やかにしてくれるのです」

コロナパンデミックに対して

‘creep’ cover artist, mxmtoon [PC: Blythe Thomas]

マイア

「他の多くのことと同様に、コロナパンデミックのスタートは超不安定でした。ツアーを始めようとしていたのに、あっという間に潰されてしまったんです。今になってみると、それも感謝しています」

これまでのソーシャルネットワーク活動のおかげで、コロナ禍であっても、マイアさんはアーティストとしての存在感を維持することができました。

「ネット上での活動はこれまでもやっているので、不安はありませんでした。でも、バーチャルな観客のために演奏するのもいいですが、大勢の人たちの前で（ライブで）一緒に歌うのに勝るものはないですね。できれば、すぐにでも戻れたらと願っています」

美しさは「内側（within）」から生まれる

マイア

「社会的に、あなたは世界で最も美しい人かもしれません。でも、それを自分の中で信じられなければ、何の意味もありません」

アメリカ版『b.glenish！』も、真の美しさに対する捉え方をマイアさんとともに、再確認しました。

マイア

「私は、自信とセルフエスティーム（自己肯定感）を高めるために、私自身の精神的なスペースと内なる声を築く努力をしてきました。

ありのままで、すでに美しいのだと心から（内側から）分かると、私たちの外側の美しさはより簡単に手に入れることができます。誰しも、美しさを謳歌できる日々があるものです。ごく自然なことです」

「レディオヘッド（Radiohead）」の『クリープ（Creep）』を再現

マイア

「このプロジェクトは、私がこれまでに取り組んだプロジェクトの中で最も気に入っているものの一つです。“レディオヘッド（Radiohead）”のオリジナルヒット曲に勝てるとは思っていませんでしたが、この曲に自分なりの工夫を凝らすのがとても楽しかったです。好評だったことにも感謝しています」

創造性こそ「ニュー・クール（New Cool）」

マイア

「私は最初、ベッドルームでウクレレを弾いているただの少女でした。どれほど有名になったとしても、いつも私のルーツとなった楽器・ウクレレに戻って来ます。実際、私は自分の曲をいつもウクレレで演奏するようにしています。自分のクリエイティブな面に心を開く人が増えれば、もっと世界はクールになると思います」

ニキビ奮闘期を経て気付く、最も大切なスキンケア

マイア

「若い頃はずいぶんニキビに苦労しました」

ちょうど20歳のマイアさんは、今でもときどき、肌トラブルに悩まされています。しかし、化粧水からさまざまなトリートメントまで毎日の規則正しいケアを続けることで、肌は大きく改善されたそうです。

マイア

「何よりも、毎日、日焼け止めを塗ることです。アメリカではこれより大切なケアはないと思えるほどです。また、食事に気を配り、ビタミンを補給することも必要です。これは体の内側と外側からのミッションですね」

初めて「エム・エックス・エム・トゥーン（mxmtoon）」をお聞きになる方へ

[PC: Blythe Thomas]

インディーズ音楽が増えてくると、新しいアーティストに馴染み、彼らとともに成長するために、「スターター・ソング」が必要になります。マイアさんの音楽は、とても聴きやすくて穏やか。マイヤさん自ら『クリープ（Creep』は絶対にチェックして欲しい曲で、『フィーバー・ドリーム（fever dream）』も最初に聴くには最適と教えてくれました。

「私はいつもネット上でブラブラしているんですよ」と笑うマイアさんのコメントは…。