アメリカで大人気!パセリが主役の「チミチュリソース」
アルゼンチンやペルーなど南米の肉料理に欠かせない定番ソース「チミチュリソース」は、ステーキLOVEなアメリカでも大人気。「グリーンソース」とも呼ばれ、レストランだけでなく、おうちBBQでもよく登場しています。
パセリをたっぷり使って作る爽やかなチミチュリソースは、肉、魚、野菜と何にでも合う万能調味料。酸味があり、さっぱりしたジェノベーゼに近いお味です。
春に旬を迎えるパセリは、葉も柔らかく栄養も最高潮と、これからが食べ頃を迎えます。パセリがたっぷりで栄養満点のチミチュリソースをぜひお試しください!
こんなにすごい!パセリの栄養
チミチュリソースの主役は、ハーブ野菜のパセリ。しっかり食べるというよりは、料理の付け合わせや彩りのアクセントという印象が強いですが、女性にうれしい栄養素が豊富に含まれている美容食材です。
強力な抗酸化作用を持つβカロチン、ビタミンC、Eを始め、カリウム 、カルシウム、鉄など不足しがちなミネラル類も豊富で、腸活を助ける食物繊維も多く含んでいます。強い骨づくりや血液サラサラに必須のビタミンKは、野菜の中でダントツの含有量を誇る優秀っぷり。
強く特徴的な香りは、アピオールという精油成分で、口臭予防や疲労回復、食欲増進、食中毒予防などに効果があるといわれています。
【期待できる美容・健康効果】
美肌、美髪、アンチエイジング、むくみ予防、免疫力アップ、貧血予防、疲労回復、口臭予防
チミチュリソースの作り方
肉や魚、野菜だけでなく、サラダ、ピザ、パスタ、目玉焼きなどさまざまな料理に使える万能ソースです。アメリカではパンに付けたり、ライスに混ぜたりする食べ方もポピュラーです。冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
チミチョリソース<材料 8人分>
- イタリアンパセリ(みじん切り)・・・1/2カップ
- ニンニク ・・・4片
- ドライオレガノ・・・ 小さじ1
- レッドチリペッパー(クラッシュ) ・・・小さじ1
- ワインビネガー ・・・大さじ3
- 塩 ・・・小さじ1
- ブラックペッパー・・・小さじ1/2
A
● エキストラバージンオリーブオイル・・・2/3カップ
<作り方>
Aの材料を全てフードプロセッサーに入れて、ミンス状になるまで攪拌する。
(ペースト状にならないように、混ぜすぎ注意!)
ミンス状になったら、小さいボウルに移し、エキストラバージンオリーブオイルを垂らし入れながらゆっくり混ぜる。時間があれば、そのまま15分ほど置いてなじませる。
お好みのステーキや野菜の上に掛けて完成。
💡美味しくなるコツ💡
●パセリは葉の部分だけを使いましょう。茎はできるだけいれないようにしてください。
●生のニンニクがないときはガーリックパウダーで代用できますが、風味の良い生のニンニクの方がより美味しく仕上がります。
●冷蔵庫に保存したものは、室温に戻してからお使いください。
万能っぷりがすごい!大活躍のチミチュリソース
食材を選ばず使えるチミチュリソースは、普段の食事からバーベキューパーティとさまざまな場面で幅広く活用できます。
大定番!牛肉赤身のステーキとの相性は抜群。
淡白なチキンに香りとオリーブオイルでコクをプラス。
シーフードにもおすすめ。アボカドやレモンを入れたアレンジもグッド!
チミチュリソースを調味料にしたフライドライス。
野菜に添えて、ディップやドレッシングに!
パセリが苦手?挑戦の価値あり!
初めてチミチュリソースを知ったのは、友人に誘われたペルー料理のお店。「グリーンソースが抜群に美味しい!」と勧められて、何かわからず口に運び、後からグリーンの正体がパセリと知ってびっくり仰天!私はパセリの香りが苦手なのですが、何の抵抗もなく、むしろステーキとの相性の良さに感動しながら美味しく頂いてしまいました。ちなみに、このソース以外ではまだパセリ苦手を克服できていません!
春の肌はバリア機能が低下し、寒暖差や花粉などで肌荒れを起こしやすいことも。美肌に必要な栄養素がたっぷり含まれている旬のパセリを、ぜひ美味しく食べてみてくださいね。
参照:
https://theforkedspoon.com/chimichurri-recipe/
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=54