カリフォルニアでスーパーフードと話題の黒にんにく！その美容的効果&楽しみ方

今アメリカの大手スーパーでは積極的に日本食材が販売されているのをご存知ですか？アメリカで日本食材を買うならば日系スーパーへ行かなければなんて考えは、もはや過去の話。もっというと、豆腐が「tofu」、しいたけが「shiitake mashroom」として売られているだけでなく、ふじりんごが「fuji apple」、ししとうが「shishito pepper」……など、枚挙にいとまがないほど一般的なのです。しかし、先日、カリフォルニアでも人気のスーパー、トレーダージョーズ（Trader Joe’s）に足を運んで目に飛び込んで来たこの食材にはさすがに驚きました。Japanese Aomori BLACK garlic、つまり、青森県産の黒にんにくまでもが販売されているのです! 店の人に聞いたところ、女性を中心に人気とのこと。日本では知っている人も多いかもしれませんが、今アメリカで注目されているこのスーパーフードの魅力をおさらいするとともに、アメリカらしい食べ方をご紹介します。

インクのように真っ黒なニンニクはまるでヴィンテージワインのように魅力的！

日本で話題になってから、10年ほど経ちますでしょうか? 美食家ならずともすっかりおなじみの存在、黒にんにくは、ある一定の高温、高湿で3~4週間自己熟成するという至ってシンプルな行程で作られています。そしてその味は、上記パッケージにある「Sweet & Mild」の通り、白にんにく特有の刺激臭がまったくなく、甘くて柔らか。アメリカのフード系ウェブサイトで「柔らかなドライフルーツに似ている」と紹介されていますが、酸味が少し立ったプルーンを想起させます。ヴォジョレーヌーボーのように新鮮さが魅力のワインが白にんにくならば、黒にんにくは熟成することで角が取れ、深みを帯びた…例えるならばヴィンテージワインのような逸品なのです。

アメリカも注目するスーパーフード、黒にんにくの美容／健康への効果とは？

臭いも刺激も少なくて、小さなお子さんからご年配の方まで気軽に取り入れられるこの黒にんにく。でも魅力はそれだけではありません。アメリカでもスーパーフードと注目されるようになったのはその成分。脂肪分ゼロ、塩分ゼロというのもありがたいのですが、抗酸化物質S-アリルシステインが生のにんにくと比べて約2倍も含まれているのです。抗酸化で、 アンチエイジングにも期待が持てるということですし、血液をサラサラにしてくれることで健康、美肌にも役立ってくれそう。さらに、抗ガン作用も期待できるとのこと。スーパーフードの名に相応しいですね!

生でかじるだけじゃもったいない！アメリカらしい黒にんにくレシピのご紹介

先ほども述べたように、ドライフルーツのように甘くマイルドなので、美容と健康のために毎日取り入れたい黒にんにく。トレーダージョーズのパッケージもスナックのようにどこでも気軽に摂取することを推奨するかのように可愛いパッケージに入って販売されています。アメリカの黒にんにく専門サイト「blackgarlicna.com」では、たくさんのレシピが紹介されています。そこで、この中から、簡単でホームパーティーにも使えそうなものを厳選してご紹介します。

他にも、ソースやドレッシングはもちろん、あらゆるにんにく料理のにんにくを黒にんにくを置き換えれば、マイルドな味わいが楽しめますよ。さっそく試してみてくださいね。