「温活」のすすめ!体を温める食べ物シリーズ第2回目「レア・ガトーショコラ」
2月といえば、やっぱりバレンタイン。体を温める食べ物シリーズ第2回目はバレンタインデーにふさわしい食材を選択しました。チョコレートやココアの原料となる「カカオ」です。カカオは私の大好きなスーパーフード。お菓子としてはもちろん、お料理のアクセントにもなるので、普段から欠かせないアイテムです。今回は、小麦粉を使わずに簡単に作ることができて、甘さ控えめの「レア・ガトーショコラ」をご紹介します。甘過ぎるチョコレートが苦手な男性にも最適ですよ。
レシピの主役、カカオのプロフィールを簡単に紹介しましょう。カカオといえば豊富なポリフェノール。アンチエイジングに効果的な抗酸化作用はもちろん、血行をよくして体を温めてくれます。精神を安定させる作用もあり、独特の香りでリラックス効果は抜群です。カカオからチョコレートやココアといった、私たちが「美味しい」と感じるような食べ物になるまでには長い道のりがあります。
カカオはラグビーボールのような形の「カカオポット」と呼ばれる実の中にあり、果肉に包まれた種です。この種を発酵させ、ローストし、外皮を取り除いて砕き、すり潰します。すり潰されたものに砂糖やミルク、香料を加えてチョコレートが作られます。その途中、粗く砕かれた状態が「カカオニブ」と呼ばれるものです。カカオニブは、苦味があるものの甘味はありません。そのため、食感や香りを楽しむために、料理に入れたりします。カカオニブを根気よくすり潰し、砂糖を混ぜ合わせれば、オリジナルのチョコレートを作ることもできるのです。このオリジナルチョコレートのレシピはまた次の機会にお知らせしましょうね。
レア・ガトーショコラ<材料 1本分 600g>
- チョコレート (カカオ分72%)・・・200g
- 全卵(M玉、約4個)・・・180g
- 無塩バター・・・170g
- グラニュー糖・・・70g
<作り方>
※六分立ての生クリームとお好みのフルーツを添えると、カフェのような仕上がりに!
また、食べる時に電子レンジなどで数秒温めても美味しく頂けます。