「温活」のすすめ!体を温める食べ物シリーズ第3回目フランス南西部煮込み料理「カスレ」
春とはまだ名ばかりの寒さですが、体調管理はできていますか? 風邪やインフルエンザはもちろん、花粉も飛んでくる季節。なにかと体調を崩しやすくなるこの時期は、体を温めて免疫力を高める食材の赤身肉「羊肉」に着目しました。
羊肉は生後1年未満の子羊を「ラム」、1年以上を「マトン」と呼びます。どちらも必須アミノ酸をバランス良く含有する上質なタンパク源。特にビタミンAが豚肉や牛肉などに比べて圧倒的に多く含まれています。冷え症や貧血などの症状に効き、さらに体を温めて脂肪燃焼、ダイエット効果も期待できるといわれています。
また、羊肉は「セロトニン」の分泌を高めるビタミンB6も多く、鬱病にも有効というエビデンスもあるとのこと。今回ご紹介するレシピは、セロトニンの原料「トリプトファン」が多く含まれる豆類の「白いんげん」も、ラム肉とともにたっぷり摂ることができる煮込み料理「カスレ」です。体が冷えると心も冷えて鬱状態になりやすいといわれています。日々を元気に暮らすためにも、体を温める美味しい食べ物を頂き、体温と気持ちを上げながら健康で若々しい体をつくっていきましょう!
じっくりと煮込んで、野菜と肉の旨みに溢れたトマトベースの「カスレ」は、ワインのお供にも最高ですよ。
フランス南西部煮込み料理「カスレ」<材料 2人分>
※無水鍋での調理方法です。
- 白いんげん・・・100g
- 玉ねぎ・・・130g
- にんじん・・・100g
- にんにく・・・15g
- セロリ・・・80g
- ベーコン・・・1枚
- トマト缶(ホール)・・・200g
- オリーブオイル・・・大さじ2
- 豚肉(スペアリブ)・・・2本
- ラム肉(骨付き)・・・2本
- 白ワイン・・・100ml
- コンソメ(固形)・・・2個
- 塩、コショウ・・・少々
<作り方>
※普通の鍋で作る場合、3時間程煮込みます。具材が柔らかくなるまで、水気が無くなりそうになったら200mlずつ足しながら、弱火で煮込みましょう。