腸内環境を整える発酵食品で健康&美肌に【4】腸内美人の「乳酸発酵のキャベツ」
シリーズでご紹介している発酵食のレシピの第4回目は「乳酸菌」を取り上げてみましょう。乳酸菌というと真っ先に思い浮かべるものはヨーグルトやチーズ、乳酸菌飲料ですよね?乳酸菌といえば整腸作用、免疫調節作用、動脈硬化の予防効果、抗腫瘍作用などが科学的に証明されています。食べることで体の中に取り入れると腸内環境が整います。良好な腸内環境は美肌にも繋がるので、毎日ヨーグルトを食べている方も多いことでしょう。
実は、乳酸菌は野菜にも存在するのです。野菜の表面には乳酸菌がくっついているのをご存知ですか?でも、この乳酸菌は、野菜を生のまま食べても生かされません。どうすれば野菜の乳酸菌を取り入れることができるのでしょう。それは、意外にも簡単で「発酵」させればいいのです!今回は、どこにでも売っている野菜を乳酸発酵させ、毎日の料理に活用させるためのレシピをご紹介します。
使用するのは、身近な野菜の「キャベツ」。少々時間はかかりますが、乳酸発酵させたキャベツはマイルドな酸味のザワークラウトみたい。そのままサラダで食べても美味しいですが、ちょっと手を加えて簡単なおつまみ風料理にしてみました。
乳酸発酵のキャベツ<材料 作りやすい分量>
- キャベツ・・・1個
- 塩・・・20g
- 唐辛子・・・2本
- ハチミツ・・・10g
<作り方>
※冷蔵庫に入れて1ヶ月ほど置くと美味しくなります。乳酸発酵は酸味もマイルドなので、そのままでも、料理に使ってもGOOD。3ヶ月程度冷蔵保存可能です。
次は、乳酸発酵のキャベツを使用した「乳酸キャベツとサバ缶のレンジ蒸し」をご紹介しましょう。帰りが遅くてもすぐに作れる健康レシピです。乳酸菌と食物繊維、そしてサバ缶のDHA、EPA効果で老化防止&脳の活性化はもちろん、肥満防止にも効果があるので、ぜひお試しくださいね。
乳酸キャベツとサバ缶のレンジ蒸し<材料 1人分>
- 乳酸キャベツ・・・150g
- サバ水煮缶・・・1缶
- 卵・・・1個
- しょうゆ・・・少々
- パセリ(ドライ)・・・少々
<作り方>
器に乳酸キャベツを敷く。上にさばの水煮を汁ごと広げる。
加熱後の②にパセリを振って出来上がり。