【Q&A】ビーグレンがお答えします!夏の紫外線__Vol.1
次第に日差しも強くなり、紫外線がますます気になる季節ですね。ビーグレン製品とともにお届けしている小冊子『ビーグレンイッシュ!』(初夏号)では、そんな紫外線に関する肌悩みやスキンケアの疑問を募集しています。今回は、ニキビと紫外線の関係や、紫外線ケアに良い食品など、さまざまなお悩みにお答えいたします。ここで掲載させていただく以外のご質問にも、スキンケアコンサルタントが順次メールなどでお答えしておりますので、今しばらくお待ちください。
目次
Q1. 紫外線の影響が気になるニキビ。おすすめ製品は?
Q2. 汗をかいた後、日焼け止めの塗り直しをするには?
Q3. 外出しない日は、すっぴんの方が良い?
Q4. 紫外線ケアに良い食品は?
Q5. マスクのときに気になるおでこのケア方法
Q1. 紫外線の影響が気になるニキビ。おすすめ製品は?
「クレイウォッシュとCセラムをずっと愛用しています。でも、マスクのせいか、あご周りのニキビがひどくなり、皮膚科の薬を再開しました。毎日、日焼け止めは塗っていますが、今あるニキビが紫外線によって跡になるのではと心配です。愛用している2つの製品以外に、効果的なものはどれですか?」(千葉県/いちご様/30代前半/乾燥肌)
A1
マスクをしていると、摩擦や蒸れたりすることで、肌トラブルも起きやすくなってしまいますよね。では、紫外線とニキビの関係を確認してみましょう。まず、紫外線によるダメージが、ニキビに与える影響には主に以下の3つが挙げられます。
1)肌の乾燥による悪循環
紫外線で肌が乾燥→ 角質層が硬くなる→ キメが乱れる→ キメの乱れがコメド(毛穴に溜まった皮脂や古い角質が固まり、毛穴詰まりを起こすこと)を招く→ ニキビを招く
2)皮脂の酸化
毛穴に詰まった皮脂が紫外線の影響で酸化すると、「黒ニキビ」の原因になります。
3)炎症の悪化
「黒ニキビ」が進行すると、肌が炎症した状態である「赤ニキビ」になり、さらに炎症が悪化し化膿すると「黄ニキビ」になってしまいます。炎症の原因の一つに、紫外線が挙げられます。
また、ニキビによる炎症などのトラブルがあった部分は、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が乱れがちになります。すると、メラニンを排出しにくくなり、結果としてシミのような赤っぽいニキビ跡になってしまうことがあります。ですので、やはり紫外線ケアは必須。ただ、皮膚科のお薬をお使いでいらっしゃるとのことですので、日焼け止めやスキンケア製品に関しては、ご使用の前に一度お医者様にご相談してみてください。
お薬をご使用でない場合でしたら、今お使いの製品以外にはクレイローションがおすすめです。ニキビなどで弱った肌にもやさしく、うるおいのヴェールで外部の刺激から守ります。
詳しいニキビの状態や対策などは、ぜひこちらの記事もご参照ください。
『気になるTゾーンのブツブツ毛穴や小さなポツポツ、その原因は「コメド」かも⁉︎』
Q2. 汗をかいた後、日焼け止めの塗り直しをするには?
「仕事中、汗をかいた後に日焼け止めを塗りなおすのが苦手で、本当は洗顔してから塗りたいほどです。何か良い方法や製品があれば教えてください」(奈良県/AKE様/40代)
A2
夏の日焼け止めの塗り直し、なかなか難しいですよね。まずはティッシュで、余分な皮脂や汗をやさしく押さえます。次に、ファンデーション用のスポンジに水を含ませて絞り、顔全体をトントンと軽く叩くように拭き取ると、すっきりします。さらに、スポンジのきれいな面を使って、今度は日焼け止めをトントンと軽く押さえるようにつけましょう。
その後、化粧下地ヌーディーベールをお使いいただくのがおすすめです。パール一粒ほど(直径8mmほど)を軽く伸ばして、清潔な手でハンドプレスしながらなじませてください。それでも余分な皮脂や汗が気になる場合は、最後に、一度ティッシュオフしましょう。肌に心地よくフィットするので、顔の動きにもヨレにくく、時間が経ってもなめらかな肌を維持できますよ。
Q3. 外出しない日は、すっぴんの方が良い?
「一歩も外に出ない日でも、やっぱりヌーディーヴェールはつけた方が良いですか?それとも、なるべく何もつけずスッピンで過ごした方が、肌がきれいでいられますか?朝の洗顔後、いつもどっちにしようか悩みます」(鹿児島県/チャッピー様/:30代後半/混合肌)
A3
はい、一日外出しないときでも、ヌーディーヴェールのような紫外線防止効果のある化粧下地や、日焼け止めはつけてください。
まず、地表に届く紫外線には大きく分けて「UV-A波」と「UV-B波」があり、それぞれ特徴が異なります。
【UV-A波の特徴】
・コラーゲンやエラスチン繊維を破壊し、しわやたるみを招く
・冬でも、夏の最大時の1/3〜1/2は降り注ぐ
・曇りの日でも晴れの日の60%、雨の日は25%降り注ぐ
・雲やガラスを通過するので、室内でも窓辺は要注意
・夕方になってもあまり減らない
・肌が赤くなったりしないため、浴びていることに気づきにくい
【UV-B波の特徴】
・表皮だけを強烈に傷つける
・真皮層には届かない
・日焼けを起こす
・浴び過ぎるとサンバーン(やけどの症状)を起こす
・春から夏にかけて降り注ぐ量は最大
・冬は1/4程度にまで減少する
・曇りの日でも晴れの日の60%、雨の日は25%降り注ぐ
・ガラスをほとんど通過できない
ここで注目すべきは、「UV-A波」です。肌の真皮にダメージを与え、しわやたるみを招くこの紫外線は、窓ガラスを通過して室内に入ってきます。ですので、室内であっても日焼け止めや、日焼け止め効果のある下地などをする必要があるのです。SPF30程度の日焼け止めでOKですので、ぜひつけてください。また、すっぴんで過ごすより、スキンケアの後にメイク下地やファンデーションなどを薄く重ねることで、紫外線やエアコンによる乾燥などの外的刺激から肌を守ることにもつながります。完璧なメイクをする必要はありませんが、簡単なベースメイクだけでもしておくと安心です。
Q4. 紫外線ケアに良い食べ物は?
「仕事上、外で過ごすことが多く、日焼け止めを塗っているのに焼けてしまいます。紫外線を浴びた肌をケアするために良い食べ物を知りたいです」(東京都/rie様/30代前半/混合肌)
A4
まず、日焼けをするのは、紫外線の刺激から肌や体を守るためにメラニンが生成されるからです。本来、古い角質とともに排出されるメラニンですが、紫外線の浴び過ぎで大量につくり出されたり、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が乱れたりすると、排出が追いつかない状態になります。その結果、肌の奥でメラニンが蓄積され、シミやそばかすの原因になってしまうのです。そこで、体の中からケアするには、ターンオーバーを整える以下のような食品がおすすめです。
タンパク質
体内の細胞をつくるタンパク質は、もちろん新しい肌をつくるためにも欠かせない栄養素。美肌の成分として知られるコラーゲンの素にもなります。
【多く含まれる食品】 肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品 など
ビタミンA
細胞の増殖や分化をスムーズにして、皮膚や粘膜を正常な状態に保つ働きがあります。油分と一緒に調理すると吸収率がアップするので、炒めたり、オイルドレッシングをかけたり、ナッツ類と一緒にいただくとさらに良いでしょう。
【多く含まれる食品】 ニンジン、ホウレンソウ、カボチャなどの緑黄色野菜、青魚、ウナギ、アナゴ など
ビタミンB2
細胞の再生を助け、皮膚の粘膜を守る働きがあり、「発育のビタミン」ともいわれます。水溶性のビタミンなので、余剰分は尿として排出されます。
【多く含まれる食品】 レバー、ウナギ、納豆、卵などの動物性食品、納豆、アーモンド、乳製品 など
他にも、ターンオーバーを整える食品や生活習慣について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。 『美肌のポイントはターンオーバー。肌は生まれ変わるからキレイになれる!』
また、体の内側から紫外線ケアができる飲むタイプの医薬品SIMIホワイトもおすすめです。メラニンの生成をブロックしたり、メラニンの色素を緩和したりする働きがあります。日焼け止めと併用していただくことで、紫外線対策を強化できますよ。
Q5. マスクのときに気になる、おでこのケア方法
「最近、おでこに年齢を感じます。マスクをしているときも出る部分ですから、しわっぽくなく、ハツラツとした雰囲気にするにはどうしたらいいのでしょうか?」(東京都/Chie様/40代/普通肌)
A5
額は、意外と皮膚が薄く、紫外線ダメージも受けやすい箇所です。上記のQ3にてお答えしたように、紫外線のUV-A波はしわやたるみを招きます。ぜひ日焼け止めをこまめに塗り、キャップをかぶるなどの紫外線対策をしてください。さらに、スマホやパソコンなどで目を酷使しがちな現代女性には、目の動きに伴って、額にも表情じわがつきやすくなっています。スキンケアの際には、保湿をしっかりしながら、マッサージも取り入れてみてください。シャンプーをするときに、頭皮マッサージを行うのも、額のケアにはおすすめですよ。
またベースメイクをする際、下地やファンデーションが額のしわに入り込んでしまう場合は、スポンジを折り、しわの部分をとんとん軽く叩きながらつけてください。肌になじんで、しわが目立ちにくくなります。
一人一人のライフスタイルに合う紫外線ケアを
普段から日中に外へ出る機会の多い方、家にいることが多い方、日によってどちらも当てはまるという方、効果的な紫外線ケアの方法も異なってきますよね。少しでも疑問に思うことがあれば、ぜひお気軽にメールや電話、チャットで、スキンケアコンサルタントにご相談ください。肌悩みやライフスタイルに合わせて、一人一人に合う紫外線ケアの方法をご提案いたします。
<スキンケア相談・カウンセリング>
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