美容クリニックの施術や治療って?おすすめ施術【悩み別】徹底解説!①【シミ・美白】フォトフェイシャル
髪の毛なら、ある日突然パーマをかけてみたり、カラーしてみたり、思い切ってショートと、イメチェンのためにヘアサロンに駆け込むことは当たり前の話ですが、今やお肌だって、美容クリニックに駆け込めば肌悩みの改善やメンテナンスが手軽にできる時代になりました。
美容医療の魅力は、医療機器や注入による「即効性のある」施術や治療です。ビーグレン提携の美容皮膚科「クエスク スキンクリニック」にご協力いただき、クリニックに足を運ぶ前に知っておきたい【悩み別】おすすめ施術をシリーズでご紹介!
「色の白いは七難隠す」のことわざが示すように、昔から肌の白さは美しさの基準の一つに挙げられています。すべての年代を通して共通する肌悩みで圧倒的多数を占める「シミ・くすみ」。第一回目は、光を用いた最新シミ治療「フォトフェイシャル」を徹底解説します。
目次
・そもそもフォトフェイシャルって何?
・フォトフェイシャル M22とは?
・レーザー治療とどう違うの?
・シミやくすみを消すメカニズム
・施術効果をより高める方法
・知っておきたい副作用やリスク
・日々のスキンケアはマスト!
そもそもフォトフェイシャルって何?
フォトフェイシャルとは、IPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれる光を肌に照射し、シミやくすみ、そばかすなどを改善していく治療法です。フォトフェイシャルは医療機器であり、医療機関でのみ扱われています。
【IPLによる治療効果】
IPLは、黒色や赤い色素に吸収される性質がある光です。表皮のメラニン色素に反応することで、シミやくすみ、そばかすを薄くします。また、光の作用でコラーゲンなど美肌に有効な成分を生成する繊維芽細胞の働きが活性化されて、肌の内側からふっくらとハリが高まる効果ももたらします。
フォトフェイシャルは、シミ改善と同時に小じわや毛穴、たるみ改善の効果も期待でき、肌を総合的に上向きにしてくれるマルチな美肌治療でもあるのです。
マイルドなパワーの照射で効果が期待でき、肌への負担もダウンタイムも少ないこと、施術後すぐにメイクもできるといった気軽さも人気を集めています。
フォトフェイシャル M22とは?
より多くの光エネルギーをターゲットに伝達できる最新IPLを搭載した最先端の医療機器。光の波長の選択技が増えたことにより、従来のフォトフェイシャルでは難しかったシミや肝斑など、さまざまな肌悩みに合わせた照射が可能となりました。よりパーソナライズされたキメ細かい治療に対応できます。
【光の波長によるパーソナライズ治療】
オプティマル・パルス・テクノロジー(OPT)と呼ばれる照射技術の進化で、従来の機器に比べて、光がマイルドになり、さらに皮膚への冷却効果も向上。肌へのダメージや痛みを最小限に抑えながら最大限の効果が期待できます。
【フォトフェイシャル M22の施術概要】
適応箇所 | 全顔、首、手の甲、前腕など |
施術時間 | 10〜20分程度 |
痛み | 輪ゴムでパチンと弾かれるような痛み |
ダウンタイム | ほとんどなし |
施術間隔 | 1ヶ月に一回の間隔で5回くらいを推奨 |
費用の相場 | 一回につき、1〜3万円 |
【フォトフェイシャル M22はこんな症状におすすめ】
✅ シミ・そばかす・くすみ
色素沈着の部分が破壊され、ターンオーバーではがれ落ちます。
✅ 赤ら顔・赤みのあるニキビ跡
余分な毛細血管にダメージを与え、赤みの解消に効果をもたらします。
✅ たるみ・小じわ
コラーゲン生成促進で、肌にふっくらとハリが高まります。
✅ 肌質改善(キメ・ハリ感)
コラーゲン増生作用で肌に弾力を与えます。
✅ ニキビ
ニキビ菌の殺菌作用があり、炎症性ニキビの改善や予防効果が期待できます。
✅ 毛穴開き
肌のキメが整うことで、毛穴が引き締まります。
フォトフェイシャル M22の施術の流れや治療前後の経過写真をこちらで大公開中!
シミ撲滅!ビーグレンスタッフの「クエスク スキンクリニック」体験記
レーザー治療とどう違うの?
基本的に治療法は同じですが、主な違いは、光の長さ(波長)と光の照射時間(パルス幅)です。
【IPL治療は浅く広い範囲・レーザーはターゲット集中】
IPL治療は、波長が短くパルス幅が長いのが特徴です。カメラのフラッシュのような短い光を肌に照射し、肌表面の浅い層に広く働きかける効果があります。
レーザー治療は、波長が長くパルス幅が短いため、肌の深い層にあるシミなど、一ヶ所に集中的にアプローチする特徴があります。機種ごとに出力する波長が決まっているため、症状によって対応できる機器が異なります。ポツンと目立つ濃いシミやあざ、ほくろやイボなどに有効です。
IPL治療 | レーザー治療 | |
適応範囲 | 顔全体 | 局所的(ターゲットのみ) |
回数 | 複数回(1クール/4〜5回推奨) | 基本1回 |
痛み | 軽い | 強い |
麻酔 | なし | あり |
ダウンタイム | ほぼなし | 一週間ほどテーピングで保護 |
光でシミやくすみが消えるメカニズム
シミの元凶と思われているメラニン色素ですが、本来は、紫外線を吸収して紫外線のダメージから肌を守るという大事な役割を持っています。
紫外線など刺激や摩擦を受けると、表皮の基底層に存在するメラノサイトで一時的にメラニン色素が過剰に作り出されます。通常、メラニン色素は代謝で排出されるのですが、肌のターンオーバーが滞るとどんどん蓄積されてしまいます。その結果、排出されずに角層に居残ってしまったメラニンがシミ・くすみとなって肌に現れます。
IPL光は、表皮に居残ってしまった黒いメラニン色素や赤いヘモグロビン色素にダメージを与えます。ダメージを与えられたメラニンは表皮層内で破壊され、破壊されたメラニンは肌のターンオーバーによって肌表面に押し出されて、はがれ落ちていきます。治療を繰り返すことで、シミやくすみを薄くしていくことができます。
【IPL治療のメカニズム】
施術効果をより高める方法
施術効果を最大限得るためには、下記の3つのポイントを踏まえることが不可欠です。
ポイント1 定期的に行う
1回でも効果を感じますが、複数回くり返すことで、よりハリと透明感のある肌へ近づけます。
ポイント2 日焼け対策
日焼けしているとシミではない肌にも光が反応して、やけどや色素沈着を起こすことも。また、施術後の肌は敏感になっているので、紫外線の影響でシミが濃くなることもあります。施術前後の1ヶ月くらいは、必ず日焼け止めを使用するようにしましょう。
ポイント3 保湿ケア
施術後は一時的に肌が乾燥しやすくなるため、通常よりもしっかりと保湿ケアをしましょう。ビタミンCやレチノールの入った化粧品の使用も保湿強化に効果的です。
知っておきたい副作用やリスク
マイルドな光で安全性も高く、副作用やリスクは非常に低いといわれていますが、施術中・施術後に起こり得る一般的な副作用やリスクは以下の通りです。事前に確認しておくことで、好ましくない症状が発生した場合でも慌てずに対処することができます。
肌への反応
ハレ、赤み、ほてり、ヒリヒリ感、痒み
やけど
かさぶたや水疱ができる可能性があり、 全治まで数週間〜数ヶ月程度かかる場合があります。
色素脱失・色素沈着
ほとんどは皮膚の色が濃い方や施術前後に紫外線に強く影響された場合に起こります。 多くの場合、半年〜1年程度で消失しますが、半永久的に改善しない場合もあります。
ニキビ悪化
反応性で一時的に悪化し、赤みが増すこともあります。
肝斑
施術により表面化されていなかった肝斑が誘発される場合があります。
【施術を受けられない方・注意が必要な方】
・妊娠中・授乳中・妊娠の可能性のある方
・日焼けをしている方
・持病、既往歴、アレルギー、その他肌の状況により、医師の判断が必要となります。
日々のスキンケアはマスト!
最新の医療機器「フォトフェイシャル M22」によるシミ治療、お分かりいただけましたか?
美容医療は即効性があり、目指す肌を簡単に手に入れられますが、魔法ではありません。最高の美肌を手に入れた日から再び肌は変化していきます。美容施術で手に入れた美肌を維持していくためには、日々のスキンケアをきちんと続けていくことが何よりも大切です。
どんなに優れた最先端の施術や治療でも、必ずしも自分の肌悩みに合ったものとは限りません。信頼できるドクターの元でカウンセリングを受けた上で、最適な治療を選ぶようにしましょう。
QuEsque Skin Clinic(クエスク スキンクリニック)
東京都港区東新橋2-14-1 NBFコモディオ汐留5F
[完全予約制]
お問い合わせ:0120−377−210
HP:www.quesque-clinic.skin