悩み別・メイク直し術で「朝の顔」に5分で戻る!
新しい学校や職場など、出会いの多い新生活が始まる春。だからこそ、フレッシュな印象を与える朝メイクしたての顔を一日中キープして過ごしたいものです。そこで今回は、お客様から寄せられたメイク崩れに関するお悩みへの回答をビーグレンイッシュ編集部がスキンケアコンサルタントに聞いてきました。簡単かつ意外なお直しテクニックをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【お悩み1】目元のひび割れ
「仕事中、午後になると目尻の小じわが目立ち、ひび割れしたようになります。応急処置としてクリームをつけますが、そこだけテカテカになって目立ちます」(神奈川県/YK様/30代前半/乾燥肌)
【スキンケアコンサルタントからの回答】
クリームは油分が多く、塗り過ぎるとファンデーション崩れの原因になってしまいます。代わりに、QuSomeモイスチャーゲルクリームのように水分が多く、しっとりしたゲル状の保湿製品や、スティック状の美容液が目元の乾燥対策におすすめです。まずは手の甲に取って量を調整して、指でやさしく押さえるようにつけてください。さらにその上からフェイスパウダーを軽く重ねると、テカりません。
【お悩み2】アイラインを引きにくい
「無意識に目をこすっているのか、アイメイクが中途半端に落ちてしまい、朝の目力が続きません…。アイラインも引きにくくなっていて、消えた部分だけ足そうとすると違和感があります。思い切って一度落として全部直した方が良いのかもしれませんが、時間がなく、できません。」(京都府/みり様/40代前半/混合肌)
【スキンケアコンサルタントからの回答】
アイメイクを最初からやり直すのは大変ですよね。まずは、目尻や目の下などの崩れた部分をスポット的に取りましょう。綿棒にQuSomeモイスチャーゲルクリームや、お手持ちの乳液などの保湿製品をつけて、気になる部分になじませながら、軽くすくうようにヨレを取りましょう。そうすると、保湿しながらメイクの崩れた部分だけをきれいにすることができます。そこにパウダーファンデーションなどを軽くのせて、なめらかで乾いた表面をつくると、アイラインをスムーズに引き直すことができます。
【お悩み3】鼻がガサガサに…
「春は花粉症で、どうしても鼻をかむ機会が多く、鼻周りのメイクは落ち、肌も赤くなったりガサガサになったりします。どうカバーしたら良いですか?」(東京都/ナナ様/20代後半/乾燥肌)
【スキンケアコンサルタントからの回答】
鼻をかむことが多く、鼻周りが赤く荒れがちであれば、朝晩のスキンケアで炎症を抑えるケアをしましょう。化粧水のクレイローションは、うるおいのヴェールで傷んだ肌を安定させるので、ぜひお試しください。
メイクをする際は、ベースメイクの仕上げにイエローやグリーンのフェイスパウダーを使うと、肌の赤みを抑えることができるのでおすすめです。クリームタイプの下地よりも薄づきですが、色調補正の役割はしっかり果たしてくれますし、メイクの上からさっとお直しをするのも簡単です。
お直しの際は、まずQuSomeモイスチャーゲルクリームをうっすら鼻周りになじませて、乾いたらその上からイエローかグリーンのパウダーでカバーしてください。
鼻をかむとどうしても鼻周りのメイクは落ちやすいので、花粉症の季節には「絶対に落ちないしっかりメイク」よりも、「落ちても目立たない薄づきメイク」を目指しましょう!
パウダーでも、パフを使うとしっかり肌に密着し、ブラシを使うと軽いつけ心地になります。その日の状況に合わせて使い分けたいですね。
【お悩み4】毛穴が落ち込む
「夕方になるとファンデーションが毛穴に落ち込んで目立ちます。それを直そうとファンデを重ねると、肌がもたついた感じになってしまって、うまく仕上がりません」(東京都/円香様/30代後半/混合肌)
【スキンケアコンサルタントからの回答】
まずは、毛穴落ちの目立つ部分のメイクを取りましょう。コットンに乳液やクリームなどの保湿製品を乗せて、気になる箇所をやさしくふき取ります。それから、毛穴をカバーできる化粧下地とファンデーションをつけ直すと、保湿をしながら毛穴落ちをカバーできます。
保湿製品をコットンに取り、もう一枚コットンを重ねてラップや密閉袋に入れておくと、どこでも簡易クレンジング+保湿ができて便利!
【お悩み5】ほうれい線が浮き出る
「メイク直後は大丈夫なのですが、時間が経つとファンデーションが乾いてほうれい線が目立ちます。口元の乾燥とくすみも気になります」(福岡県/RM様/30代後半/乾燥肌)
【スキンケアコンサルタントからの回答】
保湿製品、ファンデーション、フェイスパウダーを使って、保湿しながら口元のくすみを払いましょう。以下の手順で行ってください。
【口元のメイク直し方法】
①ほうれい線の部分のファンデーションを<QuSomeモイスチャーゲルクリーム>や、お手持ちの乳液などの保湿製品をつけた綿棒でやさしく拭き取る
②拭き取った部分にファンデーションを軽くのせる
③拭き取りの際に使った保湿製品を、今度は手のひらに薄く伸ばして、口元を押さえる
④ラベンダーカラーか、繊細なパール入りのパウダーを口元全体にのせる
【お悩み6】顔全体がくすむ
「デスクワークをしています。午後に鏡を見ると、くすみが目立つからか顔色が悪い気がします。メイクもなんとなくヨレているというか、いかにも疲れている顔になるのが悩みです」(神奈川県/Mikka様/30代前半/混合肌)
【スキンケアコンサルタントからの回答】
同じ姿勢を続けると、血行不良からくすみやくまの原因になります。オフィス内を歩いたり、簡単なマッサージやストレッチをしたりするのがおすすめです。化粧直しの際は、皮脂をティッシュで軽く押さえてから、ラベンダーカラーのパウダーをさっと顔全体につけて、くすみを抑えます。その後、一本でチークやリップに使えるマルチスティックで、自然な赤みを足すのも良いでしょう。
ここで、くすみを解消するマッサージをご紹介します。デスクでもできる簡単なものなので、オフィスでも行ってみてくださいね。
【くすみを解消する簡単マッサージ】
耳もみ
人差し指と親指で、耳の軟骨から耳たぶまで痛気持ち良い強さでまんべんなく揉みほぐします。さらに、耳の付け根を揉んだり引っ張ったり、餃子のように耳の付け根から折り曲げたりしてください。血行促進で耳から顔までじんわり温まり、肌の透明感がアップします。
こめかみほぐし
こめかみを指で10回ほどグルグル回すようにマッサージします。血行が良くなり、パソコンやスマホで疲れた目元に明るさが甦るほか、むくみもスッキリ。
崩れにくいメイクの基本
春の化粧崩れの原因には、「皮脂」と「乾燥」の2つが挙げられます。皮脂の油分によりファンデーションがゆるむこと、そして保湿が不十分な肌は化粧品を吸着させる力が足りないことで、メイクが落ちてしまうのです。しかも乾燥した肌は、うるおいを補おうと余分な皮脂分泌を起こすという悪循環も生まれます。朝のお手入れを強化して、崩れにくい肌の土台をつくることも大切です。
【朝の保湿ケアのポイント】
◼︎寝ている間の皮脂を、保湿力の高い洗顔料でやさしく洗う
◼︎化粧水はしっかりハンドプレスして、効果を高める
◼︎スキンケアの仕上げはクリームでうるおいにフタをする
◼︎保湿効果・UVカット効果のある化粧下地を選ぶ
朝のケアに加えて、崩れにくいポイントを踏まえたメイクを心がけましょう。
【崩れにくいメイクのポイント】
◼︎リキッドファンデーションは、専用のスポンジで叩き込むようにつける
※カバー力はそのままに、余分な油分を吸収するため肌への密着度が高まります。
◼︎ファンデーションをしっかりつけるのは両ほほのみ
※Tゾーンは薄め、フェイスラインはさらに薄めと顔の中でつけ分けます。
◼︎繊細なパール入りのフェイスパウダーを重ねる
※肌に透明感をもたらすほか、日中の皮脂や汗を吸着しメイク崩れを防ぐ役割があります。
朝のしっかり保湿+日中のお直しで、フレッシュな顔を保つ
夕方になると小じわ、毛穴、くすみ、肌荒れが目立つ…そんな悩みをお持ちの方は、ぜひ今回ご紹介したお直しテクニックを試してみてください。同時に、普段の保湿ケアをしっかり行うことで、メイクの崩れにくい肌を育みましょう。朝のフレッシュな顔が続く素肌は、きっと実現できます!