残暑を乗り切るスパイス料理「アルーベイガン(ナスとジャガイモのカレー)」
暦の上では秋とはいえ、年々、残暑が厳しくなっているようです。暑いからといって、冷たいものばかり食べてはいませんか?全国的に熱中症が心配な毎日ですが、冷たいものばかり食べると体温まで下がって、代謝も悪くなってしまいます。だからといって熱々の鍋料理などは避けたいものです。
そこで、おすすめしたいのが「スパイス料理」です。スパイスは古くから漢方薬の原料としても使われていて、高い薬膳効果が期待できます。そのため、効率良く摂取したいのですが、スパイス料理は「調理が難しいそう」と尻込みしてしまいますよね。
今回は、簡単に作ることができる野菜だけを使った「アルーベイガン」を紹介します。これはナスとジャガイモの本格的なカレー料理です。ご飯とともに頂く“カレー”としはもちろん、とろみがないので、お酒のおつまみにも最適。作り置きも可能なので、副菜の一品にもおすすめですよ。
「アルーベイガン(ナスとジャガイモのカレー)」<材料 4人分>
- ナス・・・3本
- ジャガイモ・・・2個
- バター・・・大さじ1
- オリーブオイル・・・大さじ1
- クミンシード(ホール)・・・小さじ1
- タマネギ(みじん切り)・・・1/2個分
- ニンニク(みじん切り)・・・2片
- ショウガ(みじん切り)・・・30g
- トマト缶・・・200g
- 水・・・100ml
- 塩・・・小さじ1
- 揚げ用油・・・適量
- ガラムマサラ・・・小さじ1
- ターメリック・・・小さじ1/2
- カイエンヌペッパー・・・小さじ1/2
パウダースパイス
<作り方>
ナスはヘタを取って一口大に、ジャガイモは皮をむいて一口大に切る。
170℃に温めた揚げ用油でジャガイモを揚げる。
ジャガイモが揚がったら、ナスも揚げる。
フライパンにバターとオリーブオイル、クミンシードを入れて弱火にかけ、泡立ってきたら、そのまま1分ほど炒める。
タマネギ、ニンニク、ショウガを加えて中火にし、香りが立つまで炒める。
トマト缶を加え、ペースト状になるまで炒める。
もったりしてきたら弱火にし、塩、パウダースパイスを入れてよく炒める。
水を入れて中火にする。
一煮立ちさせる。
揚げたジャガイモとナスを入れて混ぜ合わせ、塩で味を調える。
そのまま弱火で2分ほど炒めて火から下ろしたら、出来上がり。