リバウンドのないダイエット実現の鍵「マインドフル・イーティング」
毎日の食べる美容活動、食事。ダイエットには、低カロリーやヘルシーな食材のチョイスが大切ですよね。しかし、食事内容だけではなく、その“食べ方”に意識を集中させたことがありますか。
過去に何度も「ダイエットに失敗した」「リバウンドした」という女性はたくさんといると思います。ところが、実はその原因は私たちの脳の中に隠れていました。痩せやすい体を作る食事法は、実は大きな喜びに満ちたものだったのです。
五感を使って喜びの食事を!
「マインドフル・イーティング」とは、五感を使って料理の色、香り、味、音、感触をしっかりと感じながら、“食べる”という行動自体に幸福感・満足感を得る食事法です。
「心のエクササイズ」としてグーグル社でも社員に実践されているトレーニングで、食事を価値あるものにし、自身をコントロールする能力も養います。よく考えると、こんなに楽しい食事の仕方って他にないですよね。それでは、どのように実践すれば良いのでしょうか?
食事に適した環境を作る
移動をしながら、本を読みながら、などの“ながら食べ”は、ここでは避けたい食事の仕方です。まずは、食事と真っ直ぐに向き合える時間と環境を作ること。これが、マインドフル・イーティングの基礎となります。
五感を使い食事を味わう
料理を目で楽しみながら、口に入れた瞬間の香り、食感、味、舌触りなど、細かなところに意識を集中させ、五感から料理の美味しさを堪能します。よく味わう習慣がつき、過食の防止にもつながります。
ゆっくりと食事を味わう
料理を口へ運んだら、ゆっくりと咀嚼し、じっくり味わいます。口の中の食べ物がなくなったら、次の一口へ。ゆっくりとした食事は、エネルギーの消費量を増やします。
シンプルそうで、実はあまり意識したことのなかった食事法ではないでしょうか。リバウンドなしのダイエットを可能にするのは、脳に余計な負担を与えず、楽しみながら食べることだったのですね。“食べる”という毎日の行動が意味のあるものに、そして、とにかく味わうという至高の時間が増えることが、日々の楽しみになりそうです。
食事に対する感謝の気持ちを教えてくれるマインドフル・イーティング。心と体のバランスを見極めながら、価値ある時間を費やしてみてはいかがでしょうか。
参考
http://everybodywalk.org/sandra-aamodt-why-dieting-doesnt-usually-work/
http://amihungry.com/what-is-mindful-eating/
http://www.huffingtonpost.com/2013/11/12/mindful-eating-tips_n_3941528.html