新習慣・電荷リリース!今日から始める「アーシング(Earthing)」のすすめ
コロナの影響により自宅で過ごす時間が増え、パソコンや携帯電話を使う時間も増えました。それに伴い、私たちが電磁波を浴びる量も時間も増大しています。そんな中、体に溜まった電荷をリリースして体内の電気バランスを整える「アーシング(Earthing)」がヘルスコンシャスの高いLA(ロサンゼルス)を中心にカリフォルニアで注目されています。今回は、このアーシングについてご紹介します。
「アーシング(earthing)」とは?
アーシングとは、素足で地面を歩くことで体内に溜まった電気をリリースするだけでなく、大地に宿っている電気的なエナジーを取り入れ、体内の電気バランスを整えること。
現代の暮らしでは、屋外ではプラスチックやゴム底の靴を履き、屋内ではコンクリート、カーペット、フローリングなどに囲まれて暮らしています。また、スマホをはじめPC、テレビ、電子レンジなどの電化製品の影響により、体は常に荷電している状態になっているといっても過言ではありません。
この状態を「ゼロ」にしてくれるのがアーシングです。体に溜まった電磁波や静電気を地中に放電すると同時に大地に溜まっている電子を取り入れることで、体の本来持っている機能が活性化するといわれています。
アーシングの歴史と今
古代の人間は素足で大地を歩き、地面の上で寝ていました。当時は電気を扱っていませんでしたが、体に溜まった毒素をリリースし、大地のエナジーを体に取り入れることで体内バランスを保っていたそうです。
ネイティブアメリカンは昔からアーシングを取り入れ習慣化させていました。土は気分をリフレッシュさせ、体を浄化しつつ強化していたのです。また、アフガニスタンでは春になると素足で草の上を歩く伝統があったそうです。さらに中国でも「気」の教えと共にアーシングを重要とされていました。
すでに発刊から年月を経ている著書『アーシング(Earthing : The Most Important Health Discovery Ever」(Clinton Ober, Stephen T, SinatraMartin Zucker共著))によると、力強い地球の自然なヒーリングエナジーはどこでもコネクトすることができると示されています。
このエネルギーは太陽熱の放射と落雷によって補充されていると化学的にも証明されたそうです。
すでに数年も前からアメリカにおいて、アーシングは啓蒙されてきたことが分かります。しかし、より広く知られるようになったのは、2019年に各映画賞のドキュメンタリー部門での受賞歴を誇るアーシングをテーマにした映画『ザ・アーシング・ムービー(The Earthing Movie)』かもしれません。
皮肉なことに、映画が公開された年から蔓延し出したコロナウィルスによって、私たちの生活は大きく変化します。さらに、アーシングの恩恵を受ける必要性が高まったのも当然のことといえます。2021年には、ドキュメンタリー映画から派生した教育向けビデオも公開され、アーシングはさらに注目を集めているのです。
今日から始められるアーシング
「アーシングとは何か?」が分かったところで、実際に始めてみましょう。ここに紹介するのは、一般的に行われているアーシング種類です。これを参考に、今身近にある環境で今日からスタートしてみてください。
1) 海辺でアーシング
ビーチが身近にあるLAやビーグレン本社のあるOC(オレンジカウンティー)など南カリフォルニアで行われている代表的なアーシングの一つです。砂浜を素足で歩くことで体のバランス感覚も整え、水辺に足を浸すことで電気伝導を行う塩分を通して、体に溜まった電気をリリースできるといわれています。もちろん、スイミングやシュノーケリング、サーフィンなど、ビーチスポーツで全身を海水に浸せば効果も絶大です。
2) 土の上でアーシング
海が近くになくても素足で大地に触れるだけでアーシングです。ガーデニングなど土いじりするだけでもアーシングなのです。また同時に「グラウンディング(Grounding)」※もできてしまいます。
例えば、キャンプに行った際に、土の上にテントを張り寝泊まりすることで自然に体の電気バランスが整うとされています。普段は柔らかいベッドに寝ている方も硬い土の上で寝ることにより、偏ってしまった背骨のバランスを整える効果も期待できるそうです。
※「グラウンディング(Grounding)」とはヨガ用語の一つとして、耳にしたことがあるかもしれませんが、一般的に「地に足をつけ重力を感じること」を意味します。素手で土いじりをすることでも同じような作用が働き、心も落ち着きます。
3) 草の上でアーシング
都会の中でも公園の芝生や土手の草の上でも気軽にアーシングは可能です。素足で歩くことはもちろん、芝生の上に座ったり、寝転がったりするだけで体の電気や毒素が抜けて気分がスッキリします。LAでは犬の散歩で公園に寄った際に、芝の上で裸足になって犬と遊んでいる人が多く見られるようになりました。
身近に自然がなくてもアーシングは可能?
忙しい都会の暮らしでは公園の芝生を見つけるだけでも一苦労という方も少なくはないでしょう。そんな方のために街中や家の中でもアーシング可能なアイテムが最近出回っています。
シーツやピローケースなどのスリーピンググッズをはじめ、デスク周りのアイテム、シューズや付属品などは最近インターネット上(Amazonなど)でも販売され始めています。これらの中からアーシングビギナーにおすすめのアイテムをご紹介しましょう。
1) パソコン仕事をしながらアーシング可能なパッド
付属のコードをコンセントにつなげて、アーシングを促すパッドです。パッドの中のステンレススチールファイバーが体に溜まった電荷をリリース。パソコンやスマートフォンを使っている最中に使用したり、シーツの上で就寝したりと日常的に使用できるます。
2) シューズにつけるだけでアーシング可能なストラップ
スニーカーなどの靴底と靴の内側に引っ掛けて、アーシングを促してくれるシュー・ストラップ。筋肉の回復やコンクリートの上でもアーシングが可能になるお助けアイテムです。
アーシングをサポートする身近な3大食材
アーシングは想像以上に簡単に実行できるもの。外側からのアプローチはもちろん大切ですが、内側からもアーシングを促すことは可能です。この項目ではアーシングをサポートする3つの食材をご紹介します。いずれもすでに冷蔵庫やパントリーにあるような身近な食材ばかりです。
1) 根菜
ジャガイモ、ニンジン、カボチャなど、大地の恵みをたっぷり受けた根菜(ルーツベジタブル)はアーシングフードの代表格です。ヘルスコンシャスの高いLAやOCでは、オーガニックのものが「安全性も高く安心!」と人気。
2) 赤色の野菜やフルーツ
トマト、リンゴ、チェリーなどの赤い色の野菜&フルーツは、第一チャクラを活性化させる働きがあり、体に滞っている電荷を促してくれます。エイジングに対抗し美肌にも必要不可欠な食材です。
3) ナッツ類
アーモンド、ピーナッツ、ピスタチオ、カシューなど、食物繊維とプロテインを多く含むナッツ類。これらを取ることで血流も良くなり、アーシングをよりスムーズにさせます。「小腹が空いたときのおやつ」にはナッツと心得ておきたいですね。
今日から始められるアーシングで電荷リリース
コロナウィルスの影響もあり、ますますデジタル化が進む昨今。便利な世の中になっていく反面、自然の摂理からますます遠のいたライフスタイルは、体に負担をかけ、健康的とはいえないものです。今の電磁波や静電気に囲まれた暮らしを少しでもニュートラルに近づけるアーシングを習慣にして、体に溜まった余計な電荷をリリースし、大地のエナジーを取り入れみましょう。アーシングは何も難しいものではありません。ごく身近な環境から取り入れることができます。「気」の通りの良い体と心をキープすることで、すこやかな美しさを保つことができるのです。さっそく、庭に出たり、部屋の鉢植えの観葉植物に触れたりと、アーシングを始めてみませんか?