痩せやすい体になる「手打ちパスタと牛肉のラグー」

おうち時間が増えたことで、「料理に手間暇をかけることが惜しくなくなった」「料理が趣味になった」という方も多いはず。また「普段やっていなかった運動を始めた！」という声もよく聞きます。実は、私もその一人。身近なペットボトルを使って筋トレしたり、一日４km以上も歩いたりと以前よりも断然運動量が増えました。せっかく運動するのですから、体を鍛えるのはもちろん、ダイエットにも効果を期待したいものです。そこでおすすなのが「牛肉」です。今回は、お馴染みの牛肉を使って、たっぷりと時間と手をかけた本格料理「手打ちパスタと牛肉のラグー」のレシピをご紹介します。

カルニチンが豊富な「牛肉」を食べて痩せやすい体に！

牛肉にはタンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれていることは広く知られています。特に牛赤身肉は、ダイエット中でも積極的に取りたい食材。脂質が比較的少なく、タンパク質の一成分「カルニチン」が含まれるためです。カルニチンは、運動時の脂肪燃焼を促進する効果が期待できるので、運動を行う15～30分前に食べると良いといわれています。十分なタンパク質を摂取できないと、代謝を上げる体をつくることはできません。痩せやすい体つくる食材を賢く選んで、毎日の食事に取り入れていきたいですね。

手間暇をかけた本格料理に挑戦！

今回ご紹介するレシピは、おうち時間を有効に使って作る本格料理「手打ちパスタと牛肉のラグー」です」。パスタやピザを作るために販売されている「ファリーナ00粉」を使用して作る生パスタは覚えておくと、さまざまなパスタ料理に応用できるのでとても便利。モチモチの食感の生パスタとコクのある牛肉のラグーの見事なコラボレーションをぜひ、お楽しみください！

手打ちパスタ＜材料4人分＞

• ファリーナ00粉（強力粉でOK）・・・125g
• セモリナ粉・・・125g
• 塩・・・一つまみ
• 卵・・・160g
• オリーブオイル・・・小さじ１
• 茹で塩・・・小さじ２

※「ファリーナ00粉」とは、小麦粉の種類で主にパスタやピザ用に販売されているものです。「小麦00番」「00粉」という表記もあります。

＜作り方＞

ボウルに00粉、セモリナ粉、塩を入れて混ぜ、指でならす。

卵とオリーブオイルは混ぜ合わせておく。

①に②を入れ、指先で混ぜる。

生地を一まとめにしたらボウルから出し、４分ほどこねる。ラップに包み、１時間～１晩冷蔵庫で寝かせる。

生地を半分に切り、00粉をふった台で麺棒を使って伸ばす。

パスタマシーンで伸ばす。
※パスタマシーンがない場合は麺棒で伸ばす。

３つ折りにして伸ばす、これを３回繰り返し１mm幅ほどに伸ばす。

20cmほどの長さに切る

包丁などで好みの太さに切る。

沸騰したお湯に塩を入れ、パスタを入れて約２分間茹でる。

手打ちパスタと牛肉のラグー＜材料4人前＞

• タマネギ・・・1/2個
• ニンジン・・・1/2本
• セロリ・・・1/2本
• 牛ひき肉・・・300g
• ガーリックオイル・・・大さじ２
• 赤ワイン・・・150cc
• トマト缶・・・1/2缶
• ローリエ・・・１枚
• 塩・・・少々
• パスタ・・・２人分（好みの固さに茹でる）
• バター・・・小さじ１
• パルメザンチーズ・・・大さじ１
• イタリアンパセリ（フレッシュ）・・・少々

＜作り方＞

タマネギ、ニンジン、セロリをみじん切りにする。

油を入れないフライパンに牛ひき肉を入れて強火にかけ、カリカリになるまで炒めて取り出しておく。

フライパンにガーリックオイルを入れて弱火にかける。

①を加えて20分ほどかけてじっくり炒める。

赤ワインを入れて中火にしてひと煮立ちさせ、アルコールが飛んだらトマト缶とローリエを加える。

炒めておいた合いびき肉を加え、弱火にして30分ほど煮込む。

最後に塩で味を調える

フライパンにバターを入れて中火にかけてパスタを加えて炒め、温めておいた牛肉のラグー⑦を加えて、さっと和えて皿に盛ってパルメザンチーズを振り、イタリアンパセリを飾れば出来上がり。