大昔からある健康を維持する発酵食品・チーズがたっぷり「肉巻きカマンベールとキノコのサラダ仕立て」
紀元前から存在すると言われているチーズ。クレオパトラはその美しさを維持するために、また、エジプトのファラオは健康のために毎日チーズを食べていたとか。
今年の冬、日本は空前のチーズブーム。品数豊富なチーズ専門店からチーズ料理専門店まで、ぞくぞくと出店しています。チーズと言うとワインとの組み合わせが一番に思い浮かびますが、最近ではお茶やコーヒー、ハーブティーなどとの組み合わせも注目されています。子どもからお年寄りまで楽しめるチーズ。カルシウムが豊富なことは知られていますが、その他にはどんな栄養があるのでしょう?
まず、チーズとは牛、羊、ヤギなどの乳から作られています。意外と知られていませんが、チーズにはたんぱく質、レチノール(ビタミンA)、ビタミンBが豊富に含まれているため、美肌効果も期待できます。また、製造工程で乳が固まる時にカゼインという物質が出来ます。カゼインに乳酸菌が加わるとカゼンペプチドというアミノ酸に生まれ変わり、内臓脂肪を分解する働きをするので、ダイエット効果も期待できるとのこと。これは、美容のために、ぜひ取り入れたい食材ですね。
チーズの種類
チーズの種類には、タイプ別で大きく分けると以下の6つがあり、その中身は1,000種以上もあると言われています。お料理や飲むワインによって選べるほど、たくさんの種類があるチーズ。色々試して、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
1. セミハード&ハードタイプ
パルメジャーノ・レッジャーノ、ミモレット、チェダーなど。
2. フレッシュ
クリーム、リコッタ、マスカルポーネなど。
3. 白カビ
カマンベール、ブリ―など。
4. 青カビ
ゴルゴンゾーラ、ピカンテなど。
5. ウォッシュ
モンドール、マロワールなど。
6. パスタ・フィラータ
モッツアレラ、カチョカヴァッロなど。
食べ方
そのまま食べても美味しいチーズ。でも、焼くことでさらに旨みが出るチーズもあります。フランス、スイスではラクレット(チーズの表面を焼いて溶かし、野菜やパンにかける)という調理方法が最もチーズを美味しく食べられるとして人気で、この食べ方は世界中に広まって来ています。トロトロあつあつのとろけるチーズは、なんとも食欲をそそりますね!
レシピ
ワインのおつまみにもピッタリ。とろけるカマンベールチーズとキノコマリネがそそります。おすすめのワインはフランス産のカベルネソービニョン。
肉巻きカマンベールとキノコのサラダ仕立て
<材料2人分>
- カマンベールチーズ…………1個
- 豚薄切りスライス……………5枚
- まいたけ………………………1/2房
- しめじ…………………………1/2房
- にんにく………………………一片
- バター…………………………大さじ1
- オリーブオイル………………大さじ2
- 塩、コショウ…………………少々
- パセリ…………………………少々
- レモン汁………………………大さじ1
- ベビーリーフ…………………少々
- ピンクペッパー………………少々
<作り方>